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春雨や秋雨慕う予報士の「今夏(も)、ゲリラゲリラゲリラ」
3
奉納の 子ども相撲の始まりて 鎮守の森は
発気揚々
(
はっけよいよい
)
24
中央線1番ホーム6号車 僕の始まり君と終わりの
6
頑丈に暮らせば鞄の咳止めも示準化石になっていくから
5
いざ行かん 日課の聖杯 探す旅 今日は麦酒か はたまた酎ハイ
10
花火の日 バンド演奏 見て帰宅 ロック小僧の 暑き一日
17
花火とか 海水浴か 幼き日 虫を追いかけ 野を駆けめぐり
15
食べたくて 遊覧船追う カモメさん それにつけても かっぱえびせん
10
茜さす 渡り廊下の 静けさよ スーパーの半額 狩りし時待つ
5
去ってゆく後ろ姿にその人の生涯の「悲」が滲み出ている
6
傘をさし行き交ふ人を見下ろせば影にし覚ゆ夏の炎帝
13
ラプラスの 悪魔と言うの やめようよ でも運命って 恥ずかしくね?
2
夏の夕は こうも綺麗か クーラーの効いた部屋から眺める分には
7
畏みて 既に捧げし 衣食住 人は下僕ぞ 御猫ぞ主/ジークマイン猫
4
夏空を蹴り上げてみるいつの日か君が好きだと言っていたから
7
『ご多聞』を使いまわしてきたけれど ごたぶんに漏れず 『御多分』と知る
12
目が合ったあの娘の姿を追いかける「夏休み」でなく「恋」が始まる
7
名も顔も存づぬ方とて アイコンを久方見らば 息災安堵
22
会心の取り口で7連勝の笑みは一瞬8連敗に
18
西日背に 水まきたれば 水滴の 向こうに架かる 七色の橋
18
青穂揺れ日傘の花咲く夏の午後風を切り裂く鷹の羽一閃
8
水の青草の緑を突き抜けて熱く疾走るは七月の風
8
怒られることなく独り 夕飯が入らないほど間食しても
26
お別れの 心の準備 できるまで 待っててくれた ような気がして
14
プールから小さな虹を眺めてる今日という夏永遠であれ
22
お心に違ふこととは知りながら身に引き寄せて読むお歌あり
14
赤塩を胡瓜につけて幾本も食ひしバングラの夏し思ほゆ
12
梅雨明けし 朝採れトマトに胡瓜を加え 夏を閉じ込め 一気に
攪拌
(
かくはん
)
18
リストバンドの穴の位置見ていつしらに痩せしわが手に夢は残らず
16
指をおる 何度ともなく くりかえす 遅きにしかな 老いの手習い
4
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