いつの日か 小説書いて みようかな 心を癒す 芥川賞
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昔の絵 写真撮りて 眺めれば 楽曲に付け オーディオマックス
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二台ある パソコンの位置 変えただけ 気分が違う そういうもんか
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一年生 一年経てば 二年生 純粋にして 面白き頃
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失敗を 続けてすれば 心配に なるもんですよ 妻も年取り
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春よ来い 温暖化でしょ ホントなら 夏だけ暑い そんなわけない
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アンケート 子供が贈る 離縁状 恐い先生 左遷の憂き目
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地吹雪の車内でかける音楽は敢えての夏曲脳をバグらせ
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近頃の流行りだけれど若い子の涙袋のメイクはキショい(宇宙人みたい)
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冬枯れの 木にも命が 脈々と 枝を払いて 春を待ち侘び
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ディズニーの鳩はいくらか肥えていてたぶん僕より豊かな暮らし
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爪切りが何処かに消える謎の解 時空の裂け目は僕の側にも
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ウイルスは稀に網膜惑わして街のカラスが青く見えたり
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開け放つ車庫シャッターの白矩形円弧描いて鳥が飛びゆく
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残業をバックレ競歩で出る職場今日の寄り道本屋でキマり(頑張るミドルシニア)
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音持たぬ君へ詠える愛ひとつ 枯れぬ感情に事の実熟れて
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寒椿 横目に眺む 帰り道 ねこたち お腹すいてないかい
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その消費それは誰かの給料に この給料は誰かの消費
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雑踏のモハの車両を貸し切って君と過ごした一駅の旅
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なるようになるしかならぬ選挙だがどうかこのうえ悪くしないで
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久々に家の電話にかかるのは懐かしき人選挙期間で
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観たかった映画がサブスクご褒美だ「スマホ×ステレオ」プチ映画館
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乗り過ごす眠りをさそふ温度よな 電車のシートはまんじゅうふかし
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最先端 翻訳アプリ 操れど 我は普通の 会話がしたい
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真っ白な皿に積もりし埃だけ拭かねば固まり汚れとなりて
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雨粒が私の涙を連れて行く 世界を巡る旅の途中で
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青い春 頬杖ついた 君を見て  シャツのぼたんに なりたいと思う 
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思春期は つら険しく うるわしく  『生きる』が多く まれし日々よ
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豆まきて 鬼諸共もろともに 大寒も  次の年まで しばし隠れる
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もう会わない人のために綺麗な字を書く朝
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