真夏日の手前の気温が二日きて窓からの風これほど優し
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御朱印を集める妻につきあって 登る階段 無理しなさんな
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この恋は連なって咲くジキタリス 効きすぎたかなあなたの胸に
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完全に沈黙してる反抗期 エヴァかおまえはイヤホン外せ
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蓋開かぬカルピスソーダを手渡せる人がいずともしあわせなこと
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この背にて 五百旗率い 戦えど 妻子も背負えぬ わが人生よ
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走り来て 座ってみたる この椅子も なんということなし 昔日を返せ
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なんのため いきてるのだろ いみもなく ただひがすぎる つまらぬ常世
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認知症 施設で過ごす 理にかない 暑さ寒さも 生きる食事も
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税のため イベント三つ 地方都市 遅延立ち乗り 蒸し暑き中
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住之江の 波間引き裂く 水飛沫 白き弧をかく モンキーターン 
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いたづらに わがふる日々の いつしかに 夏に染まりし 世をば見るかな
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雉の鳴く 山の麓に 風渡り たどる先には 白八汐咲く
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この夏は ワールドカップ 甲子園 プロ野球観て 供給過多に
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月命日 朝から掃除住職ともを待つ 穏やかな日々 名付けのおかげ
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種を植え 日々手間をかけ 実りたる 「長」政治家の愚行に 争い生まれ
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舗装路に 庭もない家 車多々 風も通らず 暑き昼夜
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文月の空を旋回 燕の子 海原の長旅 夢見てか
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試みに去年の日記を読んで知る 劣化しているストイシズムを
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AIは必ずあなたを褒めてくる そんなはずない冷静になれ
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対策も立てられぬまま夏は過ぎ来年もまた見つめる数字
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夕暮れにふたりっきりで浮かんでる 三日の月と宵の明星
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国の底 未来支える 力あり 機に応じしは どこにありても
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苦しさを心の奥に閉じ込めてつなぐ会話は表面的で
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選手には 脱帽すれど 白けたな 水を差されし ワールドカップ (◑)嫌な商業化
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しょっぱいとすっぱいことが塩梅あんばいの 原始の味はこの国の味
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惣菜に 鯵南蛮見ゆ 小躍りし 今日も酒買う プロージット
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「ひざこぞう」 転びし吾が子にどくだみを 貼りし昔の白き花びら
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そうだねと励ます言葉は簡単に心の内を見ないまま出る
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野遊びで赤いぐみの実摘んでいた質素な日々に還れぬものか
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