Utakata
登録
Login
サイトのご案内
すつばき
フォロー
3
フォロワー
1
投稿数
22
永遠を 誓い続ける 銅像が 酸性雨により 願いを叶える
12
願望か 狂いなのかな 糸はまだ 切れていないの 風ささめくから
7
心臓が 言葉の数を 怠けだし 金木犀より 曇りが好きです
11
鉄の板 頭の後ろに くっつけますよ あなたが私を 射透かぬように
8
ポケットに 忘れろ草を 詰め込んで あなたの胸に 飛び込んだ夜
10
足跡を
X
回目に 辿る時 隣の跡は 消えてるのかな
7
二回目に 砂の足跡 辿る時 私のだけは 更新されて
7
心臓の 匂いの煙 辿ったら 終点はいつも そこしかなくて
7
夢の中 君の姿は 確実で 瞼の裏では ぼんやりとして
11
ずっしりと 重い雪が つもるのに 下ではいつも 雪崩が起きる
5
のどかな日 もう大丈夫 掘ってみよう。 溢れてきたのは 知らない何か
4
同じ場所 同じ夕風 同じ空 たった違うのは 時だけなのに
9
葉が染まる 心と筆を 揺らすのは ずっと貴方で いてほしいのに
13
糸を
繰
(
く
)
り 衣結べる 色を見て 君が心を しるよしもなし
8
ひさかたの 秋はいづこか 鳥はなく 空こそかすみ 姿隠さめ (九月一六日 七十二候「
鶺鴒鳴
(
せきれいなく
)
」より)
7
言の葉が 崩れていった 言葉が 崩れた ことば が くずれ る こと が ば く た ず れ
3
得意だと 商品化した ラベルの下で 描いた模様の 心
蠢
(
うごめ
)
け
5
秋野原 君の息吹と 思へども すりゆくすその かすれ音なり
8
海の中 サンダルをぬいだ 恋人は 白いさらさらを 愛しました
9
見えるのに つかめないなんて ひどいわね 雲ヶ丘に住む あなたのことよ
8
燃えないの ほんとに全然 燃えないの マッチ握る手に 血豆できても
4
瞼閉じ 水滴あふれる 境目に シャボン玉吹いて そっとかぶせる
7