朽ち果てし 巨木身をもて 教えたる 風雨雷 地震干ばつ
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URYYY 胡瓜生長し ズキュウウン 蚊が刺しにけり 夏なりしや
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グループで 花火大会 やみの中 だれが好きなの アイコンタクト
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ふしもともとな伸ぶれば所狭ところせき杣の屋すべて虫のになる
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孫1歳 お泊り3日 よく食べて 常に動いて 爺婆ヘトヘト
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すみません 蚊のなくような声で言う ほんまの蚊ならその場でぴしゃり
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頭だけ自走しているトレーラーがあの日に残した嫌いな自分
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どこかのデイとわかる名前を脇腹に光らせ左折するTOYOTA NOAHノア
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背中からしたたる汗に耐え歩く猛暑はまだまだスタートライン
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香りから記憶の彼方鮮明に 辿るはあの日 あなた あの場所
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あの奥さん夫にすべて任せきり虎の威を借る狐のようだ
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気がつけば夢かうつつの狭間へと引かれゆくよな午後三時なう
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湯上がりのほてりはどこか引きにくく  一度抱いた憎悪に似たり
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ちょっと不可好きな歌人に十首中四首採れるむしろ可なのか/結社にて
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へそ曲げてアリエルになるジュリエット哀れロミオは浦島太郎
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Tシャツの背に白茶黒、猫の毛よ 溺愛す彼の眼差し浮かぶ
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喧嘩した その翌朝に 丁寧に コーヒーを淹れると 笑顔に戻る君
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サッカーの練習相手 本気でも手加減しても怒られている
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国道を歩いてゆけばたどり着くあの日の恋が置かれていた場所
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珍しき品 奉し 御猫の 心留めたるは ビニルのカサカサ
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冬の間に剪定されし並木道 緑陰少なき通院の道
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暮れかかる 透き通る風 打ち水の 面ざし涼し 夕顔の花
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今どこです 急を告げる 呼び出しに 西さんちの 東にいますわ
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生ぬるい午後の眠気を追い抜いて気ままな鳥とあてなく疾走る
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ブラームス 緩き己に 活を入れ 第三番の 最後の咆哮
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待ち遠し ゴーヤカーテン アオガエル 同じ色して 飛び跳ねし
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ねえと呼ぶ彼女がとても可愛ゆくて返しにおいと呼びたき夕べ
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愛犬が 横目でちらり おねだりの 「撫でて」の合図 以心伝心
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目覚むれば肌ねっとりと蠢いて スウィートモカに時のほぐれる
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轟々より 煌々と照らす 業なれと 五十五の夜 宝を前に
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