風景を 切り取りし 詠投ずれど よく届くるは 猫との風景
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日傘さす学童班の列乱れのろのろ走る車から見る
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貴女への 想いはずっと 変わらない 笑顔をずっと 守っていけたら
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目印の リンゴとゼリー タッチして 想い届けと ♥️を送る
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じつとりと湿気をおぶる寝所にてエアコン点けて眠る「小暑」よ
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混雑時 向かふから 物音と謝る声 怪我はないかと気掛かり/帰宅時の列車
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磐影に鳶をまつまに湯を沸かす心地よき風眠りを誘ふ
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建前に 集ひし人へ 撒く餅も 今は昔と 思ひづるかな
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始動する 今日がいちばん 若い日と われに告げたり 鏡の前で
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罪状は 我が鳩尾みぞおちへダイブ 被告猫黙秘 判決無罪 理由可愛い
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なぜこんな せまいところで なぜみんな いいあらそって いるんだろう
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ペン先が 乾いたわたしの ボールペン まっくろくろすけ ぐるぐる湧いた
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通り行く園児がきれいとママに言うはずかしうれし初の朝顔
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肩貸して 何よいきなり 靴脱いで 小石が入った 話って何?
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コーヒーを抑えたはずも冷麺のスープ底まで 夜間頻尿
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アボカドを 野菜と思い 生きてきた 知らないことは まだまだあるな
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梅雨明けを告げるようなる蝉の声夏休みまで少しある朝
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梅雨晴れの 水無月往きて文月の 一年ひととせ早し時は巡りて 
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暗闇を怖いと眠れぬ幼子を 少し羨むロボットがいる
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付けた名の ロールを固く 守りしも  面倒増えて 苦笑せし我
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夢破る イビキかきたる 猫退けて  我が手に君なく また猫を抱く
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今はもう 思い出せざる 君の名を  なお尋ねおり 若き日の春
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「もしもし」と 弾んだあなたの 声聞けば 頬の火照るを 触れずに知りぬ
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人様を 遊びに誘える 人になる 遠い未来で いつかきっと
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若人が 似た振付で 服装で 呆けてしまった とぼけてしまった
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建物が 取り壊されて 新しく 別のが建つと 記憶なくなる
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神仏に 深き溝あり 分からねど ただ手を合わせ その日その時
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手違いで届かなかった恋文は五年かかって親に届いた
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流木の大樹の橋を躊躇わず駆けて白馬は河を去り行く
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天気図に夏日が続ききたる明日食の予報は君とうな重
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