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ラーメンが出来上がるまでの三分で気づいた真理を食べたら忘れた。
4
北風と雑巾絞ってかじかんだ指先で送る励ましLINE
7
土筆らと 春の行進 並ぶ我
5
目覚むれば 頬撫でゆけり 春風や
4
突っ伏して 筆の進まぬ
目借時
(
めかりどき
)
5
春ゆくをまわり道せむ 手を繋ぎ月の蒼きに追ひかけられたし
22
ホームラン どんな場面も 文句無し 勢いづいて 全部持ってく
5
啓蟄の 天道虫や
翅
(
はね
)
ひらく
8
頬つたう涙は花粉のせいだけで乾きし暮らしに涙少なし
11
爆撃の 煙立ち立つ バクー見て 思い出だしぬ 雨寒き宿 /2016年10月24日バクー雨Guest House Inn
6
隻眼の 妖怪の如 地下鉄は トンネル内ゆ 駅に近づく /大阪メトロ中央線堺筋本町駅〜AIは「隻眼」の意を正確に読み取る
10
地上より 奈落の底へ 向かうかに 大阪メトロ 地下へ下りぬ /堺筋線柴島駅→天神橋筋六丁目駅
13
雨風と散る花びらの悪戯か車のボディが花柄の様
10
旅立ちに君とおんなじ靴を履く こんな惨めで会えない為に
5
まっすぐな学ぶ姿勢の眩しかり小さき歌会の仲間のことば
32
そこにある メトロノームは 嘘つきだ Take Fiveを 奏でたいんだ
5
セピア草 匂ひ惑ゑば玄関へ 訪ふ先生ボクと通園
17
ため息を隠すみたいなキャスターが溶ける弥生の空のあざとさ
6
数十年 悲喜交々も 共にして 引き続き 今後も よろしくね
4
トマトやら バナナを入れて ぐつぐつと 闇鍋つつく 今日は何の日
4
好きなだけホームランを打ってください 私も好きなだけ鮭を食う
6
混乱と 焦燥の日々 いい方に 行っているとは 信じられずに
4
夜道にて 作歌に腐心し ぶつぶつと 呟き歩く 不審人物
7
闇鍋の 食材買いに 訪れた ついで教えて 生物の本
4
強風で ゴーゴーいう日 年取った 女性が二人 5階に来る
3
世の中の 不条理を前に 筆を取り 腕まくり挑む ルネマグリット
6
春になり 枯葉の下の 球根が 目覚めて伸ばす 水仙の葉っぱ
5
親四人看取りしあとの暮らし向きいずれは終わる穏やかな日々
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涙する 悲しみさえも 食いしばり 負けるものかと 静かに立てり
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彼岸花まだ青し葉に春の雨ホトケノザ咲き庭に色添え
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