まどろみに 絡みて触れし そのからだ 欲するはただ 心も身体も
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お月様 再来とかマジありえない(涙) でも郵便局行く 明後日のため!(母のちょい早・お誕生日プレゼントで野球観戦)
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四十度の 声を聞きつつ 長月に 紫蘇に穂が出て 秋のたより
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想い出が心の底に浮き沈みこんな時には沈んで欲しい
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よみがえる 記憶のアカは パンドラの 鍵せぬ想い ともに浮かばせ
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ゆで卵 茹でながら ねむたいちま猫と あくしゅをするよ ぬくいおててだ(チビ猫はおねぼうさん)
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長月のはじめは やはり快晴哉 洗濯日和 まず1回目
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美容院 一晩あけても 髪サラサラ さすがはトリートメントの効果
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ヒュスク人工知能の解「お答えできません」は道しるべ 真実の謎は自分で解けと
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二学期の始まりの朝子どもたちどうか生きてね生きてるだけで
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小鳥のさえずり目覚めて今日も1日元気に頑張ろう!
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下ばかりムクナとツバメ宙返り
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あ、疲れたと、今日もリハビリ
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肉やさい捏ねて想いを包み込みジューっと焼いたら言の葉餃子
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遠き日は船で行き来の島なれど橋のかかりてスイスイと行く
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亡き父の生れし小島や瀬戸の海茜に染めて日は沈みいく
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みまかりて三十余年経し夏に初めて訪いぬ亡父ちちのふるさと
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押し込まれ何処かで見たよな光る君 お互い揺れて見て見ないふり
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家出して 有名店で 修行する 親父がよく来る 店と知らずに
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頬白く 静かに溶ける 口角が 日向の時間 時を進めて
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上弦の月光る 鈍色にびいろの夕 別れの時を迎へし葉月
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生き残った奴らの声だけがただしいものとしてこの先残る
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かろうじて身体収めるバス停に真っ直ぐ伸びる電柱の影や
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熱帯夜 眠れぬままに 月を見て 心も渇く 明けを待ちおり
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ページ捲れば伊豆の踊子暗闇に絶景望む露天風呂
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一つしか 変わらないのに 八と九 終わり始まる 月末月初
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睡眠をたっぷり摂れた嬉しいな 気持ちよい朝おはようを言う
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たがために あなたが奮う 儚さは 己が果肉を もぎり取るさま
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アボカドの水耕の種変化無く夏の絵日記白きままなり
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温い風 隙間を埋めて 別の手で 水槽の空 ぼやける朝日
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