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今日もまた稲を凝視す鷺の目は育ち具合を確かめるよう
21
葡萄にも一房一房個性あり人間よりも遥かに多様か
7
勾配を歩いて見上げる葡萄畑いちめん青空吸い込まれるか
10
もう二度と会えない人の夢を見る 夢の中でも仲良くできない
10
水槽のかたすみで死ぬ小魚に未来の自分を重ね見ており
6
還暦を家族にお祝いされている かつて不倫をしていた父が
9
あーそれは望み薄ねと占い師 せめてタロットめくってから言え
7
今だけは動かないでと祈りつつ妊婦の腹に手を伸ばしゆく
6
ホルモンは 自分で作る! 今日聞いた 言葉そのまま メモして学ぶ
8
灼熱の 葉月終わりの 熱風も 汗と涙は 消せないらしく
25
サヨナラの代わりに一筋光る
後
(
のち
)
、海の向こうへ夕陽が還る
11
慣れぬ手の 姉に洗ひてもらふ髪 目に
染
(
し
)
むる泡
昔日
(
せきじつ
)
の夏
28
ここには居ないはずなのに香るあなたが目に浮かぶ
9
久しぶり手紙書いたら笑ったよ漢字ほぼない子どもの文章
27
恐いよね 不機嫌そうな 人増えて 仕方ないよね 愛がなくても
5
黒丸の音符が誘う空の旅どこでも行ける僕らは自由
12
秋楡
(
あきにれ
)
の 照る葉の向こうに 日が沈む 涼しく長い 夜が始まる
12
昼の月 二百十日の青空に
上弓張
(
かみのゆみはり
)
白く
幽
(
かす
)
かに
17
風呂上がり ブローがさほど苦じゃないし汗も吹き出ぬ 秋なんだなと
23
たびたびは日本へようこそと思う銀座線シートに縮まる脚
5
入り来る風ひんやりと陽は暑し豆の葉そよぐ秋なんだろな
12
あまりにも可愛い夜に不意にキス サッと交わした「もぉ〜」いない君
7
憎めばいい腹立てればいい無理してる君の大人ぶり私は嫌い
8
サラダ記念 二十五歳が呟いた「アレって短歌だったんですね」
10
ごごごごと音する見上ぐ柿の木を群で飛び立ち空に散る鳥
16
蝉だってこの温度には驚いて鳴いているのか泣いているのか
12
ラインして 電話をしても 繋がらぬ 不機嫌なのか 当たってました
4
ペタペタと行く先猫がついてきてくっついてくる乗っかってくる/暑い
19
なぜ人は死ぬのかふいに知りたれり地球がずっと青くあるため
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そんな気もないのに君に恋をしてきみどり色のシャツがおにあひ
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