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初対面 明日明後日、一年後 その時君は僕の身体で在ればいいなと思うはじまり
4
遠き君唯一無二の自分用代えられる筈無かったと知る
4
フルートの新品の如く私には貴方以外は未だ無いと知る
6
連れ合いの笑顔見たさにふざけては笑われてこそなんぼのわたし
16
この仕事、向いてないとは思うけど、サイゼに行くにはお金が必要。
11
痩せてから明るくなった先輩は、恋人なんか要らないと言う。
13
歩け 歩け 誰も知らない足跡を 何も残らぬ痕跡にして
5
この海はまるで泥だと言うけれど私にとっては空と同じ青
6
少年は無知ゆえ半身天使らのなごりやどして片翼を折る
(
)
6
人生を投げ出す理由だったのに きみの足あとまなうらで光る
6
歌詠みは必然の網巻き上げて途方に暮れる漁師みたいだ
16
12
キロ痩せた努力は水の泡 副作用には勝てないと知る
33
いつもならみんなが集うこの場所も今日は私の別荘みたい
7
白線だけ踏んで笑う幼子は大きくなった歩幅は足りる、のに
5
母親が昼夜逆転 真夜中に何度も起きる 効けよ!眠剤/介護
37
目移りし買えずに帰る縁日の氷川神社や提灯揺れて
18
手を引かれ商店街の西はずれ 焼き鳥タレの指舐めし日よ
16
このまま覚醒しないまま一生を終える潔白さをせめて抱く
3
大人になるって大きくなるつもりだったけどこんなに
矮小
(
ちい
)
さい
5
爆撃の報せ聞きつつ
朝餉
(
あさげ
)
食み平穏といふ常を知るらむ
12
今はどこかのこどもがあの霜柱をめげずに踏んでいるのか
5
八百とあと一つだけ塗り重ね振り向かないでねじゃあねさよなら
4
滑り台に登ってみる「なんちゃって」振り返ると階段は急
5
食欲を増進させる薬出し 絶対それを認めない
主治医
(
いしゃ
)
/「自己責任です」
25
寒緩み買い物帰りにセカストで明るき色のコート手に取り
18
通院の帰りのご褒美 アイスかな セブンティーンアイスのある駅
26
注文の
QR
コードを読みとれば まなざし優し子と春の昼
21
注射後にアウアウ鳴いている犬を宥める獣医のやわらかな声
27
五円玉十円玉の幅きかす駄菓子選ぶや子らの王国
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「ありがとう」不意にこぼれて春の日に ミニカーだけが知る青い空
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