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人のよをあらはむ波の予感からあまりのことは言はずねもせむ
9
夜空にはまあるい月が満たされて女の頬を白く照らした
10
ご祝儀の 二万を五万に 書き直す 三万足らんと 父が怒られ
8
有りもののお鍋でほっと おうちご飯 お出掛け疲れの胃に丁度良く
28
常ならば ケーキと共に 撮った君 白き姿を 今日も探しぬ
16
てをひろげ コケを纏いし さくらの子 盆の上にて 春を待つ
12
年老いた
親父
(
おやじ
)
の頭 散髪す
何時
(
いつ
)
までも
何時
(
いつ
)
までも してあげたい
21
おしんこの最後の一切れ譲り受け少し嬉しい
老夫婦
(
ふたり
)
の夕餉
26
冬空も 春へ変わりゆく オリオン 東から徐々に 南へ移り
23
接吻の熱でゆっくりウイスキーボンボンひとつ溶かしませんか
9
文字持たぬ 揚子江の文明の 末裔として うたを詠むなり
11
ネットでは みんながみんな嘘名前 名前を付けた親こそ憎し
5
冷たくて 思わせ振りな 暖かみ だから私は
冬
(
きみ
)
が嫌いだ
10
日曜から月曜までのまどろみをレンジにかけておやすみなさい
9
🚿
(
ふろ
)
無理ゲー よって
明日
(
あした
)
は 引きこもる
4
このいのち 捨てたき夜の 救いの手 差出人は お巡りさん👮♂️
4
このふつか
他人
(
ひと
)
への不信 倍増しに 口先だけの 人の多さよ
8
傷付いた 野生の動物 見習いて 身をば隠して 怪我を癒せし
7
明後日に大事な用があるんだが 生食用の牡蠣を買ったよ
10
惑星と惑星に挟まれたままかみさまに嫌われて死ぬ星
6
どの年もダイソーの猫カレンダー見たことのある猫とまた会う
24
桜の花の色は血液なんだよという君の唇は血の色
5
黒白の衣ひるがえし むしゃむしゃと野菜を食べる姿はパンダ
4
年越しに 母に聴かせし 懐メロが いつの間にやら プレイリストに
14
昨今の 米はとにかくきれいだで 研ぐのはやめた 不具合はない
7
編みくれし
亡姉
(
あね
)
との思い出さがしつつセーター解くゆっくり解く
41
沙汰のなき子等を思いつつ睦月尽ユリ根の一片外す手とまる
24
食べちゃダメ 魚の骨を知ってから 苺の
蔕
(
へた
)
をホネと呼ぶ君
14
書斎いま春陽そそぎ温室なりパソコンのダウンロードの間に眠り込む
7
冷蔵庫 冷凍室が壊れたよ 凍りつくのは我の心よ
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