施すとまではいかぬが 癒しだけでも 役割を果たす 愛猫/愛犬・愛鳥・その他諸々(^^)
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空見つつ結露の窓を拭きながら真冬日の月惜しむ僕あり
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もらえたは コンビニ売りのチョコ蒸しパン たぶん百円 しかも半分
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この札はのろいのそうび愛社精神を強制付与する効果
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ぬくぬくの 日差しに蕾 ほころんで 見上げる我の 口元に笑み
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人の世はものと事とを織りなして名はのこさねど人はありけり
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夢を知り夢に夢見て夢惜しみ夢をうずめて夢をのこして
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重ねても手ぶらで逝くが人のみち 賽の河原の石積みと知る
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ぽつねんとわが二十歳との相似形 足掻けば沈む 漂うが佳し
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ことさらにシナモン好きでもないけれど 菓子屋のアップルシナモン(スコーン)美味しうまし
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ミニトマトは寒いと甘みが増すらしい 「熊本産」がそこそこ安く(味もいい)
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ねこベッド おみみがよっつ みえている なでてほしそな あたまはふたつ
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雪と雪 谷間の春を知らざれば明くる日の朝嘆かぬものを
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足がつり目が覚めたのは散歩とかサボってしまえとお告げなのかも
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たまに来る息子たちには手土産を 我が親の気持ち今更みる
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あと五分 心のままに 眠りたい 窓の向こうの 群青色と
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シャレオツお洒落二男きみが来るのでわたくしも 部屋着を脱いでブルーのセーター
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菓子きな粉少しあそこは安いから今日行こうかねと5分の遠出
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あの病棟でここだけの夏があった重いドアを開けたら光
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人一倍 二倍三倍 生きてやる 報われなくても これが人生
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破局とは 小さな事が 始まりで 隠蔽体質が 大事に至る
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かたい人 勝負において 負けていく 柔らかいが勝つ “くらげ”のイメージ
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もう僕に生きる理由はないけれど動き続ける心臓の音
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もしうんこ無色無臭であったなら扱いやすい?でもないのかな
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我が腹ですぴすぴ眠る獣あり いと美しきわんこなりけり
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許さないでも薄まって忘れてく月日の海へ手足を伸ばす
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清廉が好きなんじゃない 害のある穢れたものが嫌いなだけで
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感情に素直になれぬ 感情が邪魔をするから 感情が嫌い
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「おかしいわここだけ日焼けが消えないの」 「おかしくないさ、そいつぁ シ ミ だ」
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「色白ね」褒めてるつもりなんでしょう 陽の目も見ない闘病ぐらし
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