Utakata
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ボタンかけ 小さな指で何度でも かけてははずしかけてははずす
13
炊きたての麦入りごはんに生玉子 永谷園のお吸い物添え
16
米2麦1で炊いたなら 爆食の罪少し和らぐ(ひさかた乃さんへ)
10
待つほどに寄せては返る
春隣
(
はるとなり
)
波間の冬ぞ厳しからざらむ
14
開通の喜びに湧くトンネルは走り抜ければ真っ青な海
16
冷たさに慣れた心を置いていくように色づく街を見ていた
25
花々を 育てるうちに 花壇には 人が集まり 絆も育つ
25
生きるためと言う割に何故屍のような目をして働いてるの?
9
さんにんの並んだ影が夜に溶け朝日が照らすひとりとふたり
9
電車内 寝て取り落とす 参考書 誰も拾わず 滑り遠くへ
9
「レトルトのカレーも食べたくない病」なり カリー屋ハヤシは まだかろうじて
11
肩揉みを続けてできるくらいには欲しい握力右二十キロ
15
高齢になれば気になる顔のシミ薬局行くも医者へと言われ
20
ぐい吞みの
盃
(
さかずき
)
がなくミッフィーの幼児食器のお下がりで呑み
17
今までに誰も傷つけなかったのでしょうあなたのこの舌先は
5
愛犬は、そこらかしこに 吠えている。
鶯
(
うぐいす
)
とデュエット、春と恋のうた。
11
無難より挑戦をする楽しさを教えてくれる
親友
(
とも
)
はオシャレだ
21
春を吸い桜が体を通り抜け紅血は淡紅に染まる
6
鳩の群れ 仲睦まじく 輪を作り 平和と愛を 伝え続ける
15
Utakataよ
OSS
(
オープンソース
)
にならないか Railsならば心得がある
4
空高く 見上げて願う キリンの
児
(
こ
)
一等星が 未来を照らす
17
近頃の 空気はやけに 身に染みる 風の匂いに 寄りかかってみる
15
「人でなし決定」という声がして背骨が抜かれ立てなくなった
8
「青い春」とはいうけれどあのころの春はまったく桃色だった
11
風呂上がり、いちばん暖かい今の体温で君にハグをしたい
8
玄関にトカゲのしっぽが落ちていた。お前は何を見てしまったの?
11
風呂掃除マスクに帽子メガネつけ誰のカビやらしつこく止まる
18
サツマイモ食べる習慣身に付きて
厠
(
かわや
)
に立てば今朝も爽快
12
凍土から解放されし球根はいつもの通り花芽をつける
20
空間と時間のうちに生まれおちあこがれている鳥や樹や陽に
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