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高原の 遊歩道から眺むれば 清楚な姿ヒメサユリ咲く
24
辛くはない 選択肢がただ見つからない 死の道だけが霧を晴らして
8
何もかも 満ち足りてるのに 頬濡らし 一人丸まる 二十六時
3
愛だとか 金だとか つぎ込んだのに ヒビが深まる 心のグラスよ
7
風吹くとざわざわ蠢く古傷は ついたかどうかも忘れてしまった
9
ふたりからひとりに戻るその途中にだけ自分の輪郭がある
7
言い返せそうだったのに空気のほうが先に謝った
5
保存方法 孤独を避け冷暗所で保管
3
_final_finalほんとうの別れver3.doc
3
どうせなら神谷浩史にして欲しい 今日も貴方は留守番電話
5
雨が降り 暑さは少し やわらぐが 結局湿度 それが問題
9
浮き世みて揺らぐ心に幹をもて細やな紡ぎ強さとなりけり / プチエール
12
走馬灯のワンシーンにアガペーを誓った夜の雨の冷たさ
3
お母さん Mをとったら 他人です Mを入れたら オカマさんです
3
いまどきは エアコンという クーラーは 昭和のことば 歳バレまっせ
5
スカシユリ 固定電話へほころんで 花粉摘みとる 水無月の夜
9
渾身の意思表明が笑い事として処理されてゆくリビング
11
味の無いガムを噛むよな一日だ朝起きたからとりあえず生きた
6
クーラーで 身体の表 冷やしたら 中まで冷えて 副作用あり
10
どうしても許せないことはあります それでもあなたを愛しています
6
今しがた 路面を濡らす 雨の跡 玄関開けて 匂いで気づく
15
夏初
(
なつはじめ
)
暑さ引き連れ日が休み 暖風吹く此の
撓
(
たわ
)
むぞ
夜
(
よ
)
なる
5
口湿す 霧吹きじさんで びょいんへ スポイトがわりの ストローで「午後ティー」
11
わざわざに エアコンの温度低くして 扇風機回し 暑さの憂さ晴らし
4
最終の列車はすでにかなたにてどうしよもなく一人だ僕は
11
いっしょうの 夏至にあたるは いくつだろ ごきひろ︵五木寛之︶ よんでた あのころだろか \「北欧小説集」
16
後遺症 治りかけてく傷跡を「ひどいね」と言うその口が憎い
8
夏至の夜 風呂にて練習中の曲 鼻歌にしちゃハードな一曲>Adoちゃん「エルフ」暗譜中。茹だった(笑)
17
蒸し暑い 寝にくい夜を 寝通して 背中にしみる 汗ばむ気持ち
7
時ならぬ猛暑疲れを癒さんと刺し子楽しみ過ごす
短夜
(
みじかよ
)
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