隣家の子遊びにきたがまとまらず帰る十分前でやうやく
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ファウストは グレートヒェンに 救われた。 図書館いって ゲーテでも読め
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いつの日か 父と食べた 回鍋肉(ホイコーロー) 無言で食うけど 手作りありがと
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毒づきし 喪男のイタイ 魂よ、 神よりオンナ 恃むがよろし
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痛む時 時間は長い 母の言ふ か細き腕に 薬塗りつつ
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アメリカに 喧嘩売ってる 魂は まるで我らの ご先祖様か
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母親のトイレは二時間おきになり オムツにやれずよっこら起こす/(長い夜)
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同じ母 違う父もつ子どもたち 親父を恨んで母ちゃん守れ
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不規則なゴミを詠んだら独自性 空(くう)でも好かれる人になれます
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脳みそを散歩させたらどうだろう そのまま血肉を笑ってたいよ
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聖処理を 「シアワセ」と云う メンヘラを 救う手立ては かみにも成せぬ
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そう「だった」人ほど敵になっていく 淘汰されるのは己だと知る
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口閉じて衝動も血に溶かすけど忘れてやらないあの時のこと
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唯一のこころの「不安」も嘘らしい 意思はどこですか 私とは誰
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告白と言えないような言葉でも 僕にとっての精一杯です
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写像する たまたま「言葉」で表せた 意味目的ない本能の下位
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文学を侮辱して生きるしかできぬ 愛と利用と意味と無意味と
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でけー思想とか関係無い脳みそがパンクして無理死にたいんです
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会わぬよう 恐い人から 離れよう 平和のために これが一番
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アメリカに けんかを売った いきさつを 今更ながら 知りたくなった
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人生の 貴重な時間 捧げれば 野菜はちゃんと 応えてくれる
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怪談もこの暑さにはかなうまい幽霊たちよしばし退散
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輝いた俺が並べたどんぐりをくすんだ俺が無視して眠る
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虹歩くひとを想像してごらん いまきみも魔法使いになった
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「幸せのハードル低い」と夫笑う 小(ち)さき事でも嬉しがる吾を
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忌日来て施設の義姉(あね)の空き家には義兄(あに)の遺影がポツンと一人
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ねえ翅(はね)広げたあたしのことこのまま標本みたいに留めててよ
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不思議だな亡くなる前より父の顔毎日見て挨拶してる/遺影
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手続きで存在(ヒト)がいなくなってゆくモノとココロに残ると実感(わかる)/おくやみ課
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施設にて兄妹(きょうだい)()の話しする義姉(あね)に目の前の吾は職員らしい
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