遠くから見守る愛なんて子どもじゃあるまいし
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読むことと目に入ることは違うから「既読」かどうかに意味なんてない
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社会人としての最低限のマナーなんて知らねえ今日も短パン
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「明日から本気出す」など宣うも明日は来ないし未来は見えぬ
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金もないやりたいことも特にないそんな感じで今日も生きてる
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最後には体が隔ててくれるので私はあなたにならなくてすむ
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真実と 公平である 裁きあり 人の誹りを 恐れるなかれ
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善と悪 戦い続く 人類の 心の中は 熾烈な現場
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天罰を 恐れていれば 命なし 居心地悪し 罪悪感は
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親切と 言えば聞こえが よろしいが 中身はいつも 穢れていれば
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誘惑に 自ら行かぬ ようにしろ 心に鍵を 下ろしていれば
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感謝して 平安であれ 地上での 暮らしにいつか 終わり来るから
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悲しいと 思うのだから 仕方なし 本人次第 気の持ちようで
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もてぬこと 感謝するほか ないもんだ 持っていたなら 身が保てない
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生き残り 賭けた人生 最大の ピンチを迎え 疲労困憊
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ホッピーの中身を一つ頼む君 僕にもひとつお願いします
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コンクリートのひびに滲みこむ雨水の今日の模様が示す運勢
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影になり残像になり夢となってここから消えてもあなたのこと 好き
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若さなど足枷でしかなかったな ガラスの靴も痛いだけだし
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我が家では爺ちゃん最強説があり最弱は常に僕でありたい
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かれなむか。漏れる光と子らの声そを眺めつつ踵返したり
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ゆうぞらもかえすことばもなかりかな 鳥の一羽を素描したらば
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その棘は孤独から身を守るため 太古のもみじ 捨て子ステゴサウルス
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目を覚ましのっそりと起き窓開ける冷たい空気秋が来ていた
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ここならばあなたと来ても怖くないプラタナスには目玉があるし
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窓震えあなたの声はここに来る開けてしまえば街しかなくて
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襲い来る兎のような風だった一心不乱に齧られた街
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父に母に 命断たれし少年のチンポはついにむけることなし
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彼方あちらにも咲いてるだろうか曼珠沙華 決して季節を違わない花
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空高く 飛び立つ蜻蛉眺めつつ 文字を転がす 31
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