雛壇の人形は 雨声うせいを聞きつ しづかに宴 氷雨ひさめの弥生
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春の頃 その幻に 思いよせ 天を駆け行く 夢に溺れん
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荒波に もまれ揉まれて たどり着く 好きなことして気楽に生きろ? / 難しい
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目薬を 綿棒ケースに 入れといて 順番決めて 間違わぬよう
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締切と 雑務に追われ ひと月が 過ぎて気づけば 花香る春
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葬式に 出かける妻を 送り出す ギター弾こうか 葬送曲を
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表裏 裏の表のまた裏と 聞きたい事だけ耳をそばだ
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勝曰く 百パーセントの 敵もなく 百パーセントの 味方もいない
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できること できないことを 相談し 納得のいく 答えを見つけ
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仕方なし 仕方がないと 諦めて この現実を 抱きしめようか
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ミサイルも ドローンも要らぬ 一壺の 葡萄の美酒に ただ酔いしれて /オマル・ハイヤームのフェイク短歌
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老いぼれの たわごとじゃがの ハメネイの 寝首を搔いて いいものかのう /ハメネイ師殺害
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この戦 如何に詠むらむ ルバーイー の オマル・ハイヤーム 生きていまさば /『ルバイヤート』の詩人
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風受けて 枯れ葉擦れ合う 寒戻り 手袋付けて 多少の暖
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空茜 耳そばだてるや 双耳峰 かの山陽落ち かの川涼し 夕まぐれ うつつに巡る 春のまぼろし
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大国の 時も果てたり 地球ほしが絶え 残れりし人見る新世界 / かつてアメリカ=新世界
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もうずっと天袋てんぶくろから出さぬまま雨降りだとて桜餅をと/天袋てんぶくろ(押入れの上の棚)
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あめのあさ ねこは ぽやんと ねぼけがお 横目に見つつ プリンを食べる
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欲出せば 出した分だけ失って 欲無く生きればそれがしあわせ
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至らずと写真に詫ぶるけふもまたあの日のままに母のほほゑみ
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眠くって 眠くって眠くって 雛(ひな)の酒(俳句) /烏帽子と扇 持ち去られけり(付句)
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良心の 呵責は嘘に 包まれて 慣れてしまえば 罪も友達
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「ハチロー」が 聞くことさえも 嫌がりし 雛祭りの歌 スーパーで聞く /『うれしいひなまつり』の間違い二つ
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罪深き 浮世の業を 嘆いても 君は気づかず 罪に溺れる
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生活の 心の動き 切り取って 語数を揃え 人を楽しむ
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縁切った友を思慕する愚かさよ想い出遠く飛ばせ春嵐
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重力を枷と思わず生きている月に行けたら口角軽く
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吹きゆける この北風に 頬こごえ 春よと願う 藍の夕空
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ドラム缶錆びつき転がる道端に散りしタンポポあれは予感か
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語呂がよい 因数分解 日々新 マネーリテラシー デニーズへようこそ
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