誘われてゴルフ始めて五〇年 上達もせず止められもせず
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世の中はリカバリーウェア流行(はやり)らしい疲れぬ暮らしの吾に関せず
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東京を見渡す多摩の丘に住む友の映画の旅は止まらず
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否定され踏まれて割れたアスファルト芽だから伸びるどんな空でも
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雨が降る墓地にザクっと突き刺さる棺を埋めるスコップがあり (★ルカの悟り)
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少年が 戦士になった 夏の日に 響いた遠き あのホイッスル「ノーサイド夏〜空耳のホイッスル」
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ハリケーンに 名前が付いて いるように 移り気な空を あまのじゃ子とする
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昔から椅子を抱えて寝たりして歪む日に差す重みの癖は
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虚しさをおよがせているブルジョワの初夏はまだよいそのひだまりに
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崩れおつ重みに触るる一夜(ひとよ)の手 月の灯りに影を結びぬ
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このひとは私が大悪党(あくとう)やも知らず(知っても)胸の中で眠りぬ
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「いいね!」だけ「伸びる子」なりし 初夏の風 三十一(みそひと)ごとに縮まりており
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妖(よう)が斬る「跳んで否にいる夏の虫」オレのことやんホンマ怖いわ
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懐かしい 昭和レトロの 紙人形 たくさん作って 飾る壁なし
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しらなみは 寄せてはかえるぞ この地にて 波の穿てる 音のみぞする
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晴空に曇りの空に雨空に君が景色に 歌ぞあれかし
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苔の青が初夏(しょか)の日ざしに照り映えて若葉と競う常寂光寺
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百均に母といた日の並びおり少女のゆびで買うシャービック
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連休で 休止されし ランチメニュー 今日から再開 嬉しきことひとつ
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連休果て足取り重く出勤す行楽日和は今日も続きぬ 
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ビニールの上に辛子を落とされてうらめし顔の昼の納豆
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衣替え 仕舞わず越した夏服の塊ほぐし半袖だ初夏
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連休の明くる頃には躑躅(つつじ)落つ 初夏を連れ来る熱き薫風
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子のために 力尽くした 連休の あとの抜け殻 休みがほしい
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幾年(いくとせ)も雑草蔓延(はびこ)る廃屋の 庭先間借りす宿無しバーベナ
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耕運機 操る若き女性(ひと) 汗滲むシャツに五月の風吹き
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はびこって庭縛り付け涼しげに花を咲かすツルニチニチソウ
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いにしえの三年日記読み返し 忙しき日々過ごせしことよ
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轟の低空飛行に胸震え 喉ちぎれむと声よ空突け
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チビ猫は おそとみるのが すきなのよ かーてん・おしあけ 朝な夕なと
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