灯籠の 笠にも下にも み雪なく 去年(こぞ)より遅く 盆梅に来ぬ /長浜盆梅展3月10日
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春の朝 山の端かすみ 空茜 紅白の花岸辺に満ちる 匂い優しき 風に運ばれ かの山遠く
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色のない高校時代のアルバムに久住君あり「孤独のグルメ」の(実話なんです)
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読み終えた頁をバサリ手で捌く本の匂いがふわりと風に
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値上がりの散髪代に辟易す人より少ない毛の量ゆえに
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諧謔ユーモアと 忠恕おもいやりさえ あればいい  世界平和は かくも易きに
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血の色は玉虫色か大国と云はれる国が世界をまはす
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あの店の「ちょっといいな」の店員さん。今日いた。ああ、そっか、今日、水曜日か。
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亡き猫の動画の姿見つめてはまた会いたいと毎日思う
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眼前に絶望の大海うみ広がりぬ 苦しい夜は明けると知らずに
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傘の花色とりどりに揺れる朝六年生とゆく通学路
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半径にあなたをいれてここまでが世界だとする文系だから
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夕方の窓になりたい 住宅は、わたしのために明るくはない
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選り抜きの豆で淹れようコーヒーを飲むとぐっすり眠れる君に
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中学生のカップルが残雪踏みながら、陽の当たる道を歩いていたよ。
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宇宙からノイズに混じる鼓動聴き百光年先は平和か幸せか お題「受信」
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受信した言葉の奥の体温を吐息のごとく胸に受けとめ お題「受信」
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わたくしを甘やかしてはくれないの蜂蜜チューブは白く固まる
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言の葉は 発信次第で 飛び火する 消し止めること むずかしきかな
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AIの歌に微睡む春の舟ゆらり傾く淡き島影
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気付けばや 小さなり箸 もの寂し いつしか長ず きみの手のひら
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顔色を変えて書類を搔き回す義姉の笑わぬ目の冷たさよ
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復讐の文字のみありて見送られてる人の隣で今発つ
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人は人それ変わらねど私には最早異世界異人種と見ゆ
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泣き顔を 夜のしじまに 抱き上げば 我が意得たりと 笑う小悪魔
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颯爽と 公道を駆けゆく 昭和レトロな車種は 我が目をも引く
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何の日か知らぬ筈なき今日なれど一言言わば当事者の日と
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溢れくる涙はそのまま流しなよ 優しき君の心なりけり
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ヘレニウム ※君の生まれた日の花の意味が全て僕で悔しい
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幻で良いから母を慰めて 夢に出てきて ぬくもり添えて/ココニャン様ありがとうございます
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