「もう」なのか十五年とは「まだ」なのか震災の日から十五年過ぐ
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夜に沈む部屋にプラスの網ゆれる『短歌』『テミス』に『ひらやすみ』して
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触れたいという願い ただ焦がすだけ せめて影だけ重ねてみたり
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誰のためでも無く生きるため今日庭のラナンキュラスひとりで咲く
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かっこよくしにたいとかまだそんなこと呟いてて東進のみどりベタ塗り
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悲しみの 先回りして 肩叩く 何を驚く 俺だよ俺だ
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まっすぐに 切られし町を歩みゆき 曲がる心の 行き場なくなる
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廻りくる3.11原発を逃れしY子はどうしていよう
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春の宵 二人見上げる 光の海は 綺羅綺羅と 無限の宇宙
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震災の日 十四時四十六分 忘れじのとき 黙祷ささぐ/東日本大震災
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願わくば私のことを知らないで 振り向かぬ風を受け流すよう
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バスの外いつも通りの街と人 いつも通りがありがたい今日
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「聞き上手」と言われてお礼を言ったけど、私も色々話してみたい。
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らさずに 5秒を超えて 見つめり 人群の中に 君を知り
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羽ばたけば抱きしめてくれるやさしさを 掴んで壊してしまう君たち
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バス停に落ちてたキャバクラの名刺には、私の名前と同じ源氏名。
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祈れども居るかわからぬ神さまに常世の癡かを祓えと叫ぶ
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波に落ち波に消えにし人々の生くべかりし日々夢のまた夢
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否定しつつくしゃみひとつきっともう花粉症手招く友人
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スウェットに味噌汁こぼした夜十時。コインランドリーの冷たい明るさ。
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正直に生きると決めた今日わたし何度目の誓いかは忘れた
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両膝のピキン!カクカクする痛み押して歩いた一万歩なり/痩せる努力
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黄昏たそがれを気にすることなく生きてきたこの穏やかな日々よこのまま
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波に落ち波に消えにし人々の安らかなるを祈るほかなし
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「ありがとう」言える距離には君がいて 蛇口をひねれば水が出る春
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髪伸ばし刈り上げるのも選ぶのもSujet主体は己、値踏みさせるな
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山茶花の まだ散り残る 岩風呂の 湯気片靡く 朝まだきかも /グランメルキュール琵琶湖リゾート&スパ
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カクテルも ワインも飲まぬ 現身は カルピスを飲む 夜のラウンジ /グランメルキュール琵琶湖リゾート&スパ
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手弱女の 如く枝垂るる 盆梅の 赤きに触れて 風花の舞う /長浜慶雲館盆梅展
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貴女オマエはいづこにネムつているハラヒトいてヒトりで
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