いい加減 適当にする 人生も もうすぐ終わり これでいいのだ
2
目がかすみ 仕事もいずれ 辞めるかと 思うだけでも 身が入らないな
4
糸垂らし 小慣れ囁き 繰り返し 乱し淫れて 残る空白
6
霧雨の庭に一輪薄紅のムクゲ開花す真夏の花よ
14
ヒノキ風呂 ねこが熱燗?のんでいる(笑) ぢゅのさんの絵本「旅するにゃんこ」>歯医者の待合に何冊か置いてある、モフサンドの本がすき‥😸💕
13
漫然と背丈を越えた夏草が隠す小道を鼻で指す犬
17
目覚めどき背中を撫でる母の手に包まれたきや赤子のように
22
いつになく沈む心は気圧のせい 光が差せばきっと笑顔に
24
それぞれがつくため息のその意味の内訳示す機械があれば
10
しぶきつつやがて小やみの夕立は祭りのあとの帰り路に似て
24
花の命を知る前につぼみから一足飛びにドライフラワー
23
加齢には逆らえないと受け入れてまず受け入れて受け入れること
19
キミの住む街のカフェにて読む『白痴』私も押し入れに潜みたい
11
二年ぶり生徒の前に立つ私どちらが生徒か分からないかも
12
緻密なキミのスケジュールその一行に私がいるというしあわせ/夕方は眼科だってさ
15
でもキミの詳しい予定知らなくてカードを抜いて走る高速/同じ空気を吸いたくて
9
ただキミが「明日空いてる?」というだけで幸せなんだ逢えなくたって/業界あるある
15
折に触れ貴女の言の葉吟じてはおもひ測りてしづかに称ふ
24
雨上がり筋状の雲流れてて夏ではないと思う青空
20
欲望を吐き出すためのひと時に存在意義を満たす愚かな
6
不特定多数に撒いた優しさに 心預けて咲いた無の花
11
空き缶に教祖のように囲まれた自販機がある夜の路地裏
24
チリチリとベルを鳴らして三輪車漕ぐ子供だけ見えている人
13
へこんでる心の凹みにすっぽりと収まりそうな野良猫を抱く
19
親知らずさんもゴキゲンわるいのよ 歯医者そろそろ年貢の納め時
18
連絡も取れず声も聞けぬなら 死人と同じよ愛しいあなた
8
キモチワル 変なマザコン ほざいてる サッサと可愛い 恋人さがせ
4
風流る 季節が変わる 人が逝く 花菖蒲散る 紫陽花の咲く
20
世界一かわいいひとは僕を産んだという罪だけ抱えて生きる
4
不器用で オトコのメンツ 勃たぬとき 愛し淑女に 申し訳ない
4