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門灯に柔らかな光 灯る頃 白さ際立つヤマボウシの花
24
桃色の
花弁
(
かべん
)
優しき 夕化粧 誰に見せむと 紅つけて
29
築50 屋根にせまれし 木もあれど 主は絶えて 久しくなりぬ
17
夢浮かべ童の瞳に
水馬
(
あめんぼ
)
の輪の揺れ消ゆるセピアの初夏よ
31
歳経ても ゴルフの誘ひ受けし夜は 心躍りて遠足前夜
26
あなたさえ あなたらしく いられたら
地球
(
ここ
)
じゃなくても きっとしあわせ
4
子どもらが 寝室に来て 起きてよと 今日はお休み… わかったわかった
6
スムーズに 起きられないの わかるけど 長いスヌーズ スヌーズクリミナル
2
一度だけ恋されたいよ 特別なあなたの恋をおねだりしたい
4
紫陽花が美しいけどその向こうざわめいている海に行きたい
33
空に星 走る列車に 街の灯を 見下ろす丘で 恋は白けた
19
落ちる陽に伸びゆく川も消ゆなれど夜の街の灯も暖かきかな
19
ビミョーだなぁ既読付けたりしないのに予想してない急なお便り
23
伏す老いに 茶をやり酒の 匂う道 夏日へ照らす 満開さくら
16
君からの 出ますメールへ 送信の 海鮮散らし 作っているよ
18
解禁の 鮎釣り思い 見た夢は 恩師と笑みを 交わす朝かな
18
茎のある紫蘇をひと房 昼までは グラスに飾り 出番待ちかな
21
薫風の 梢の里の 谷へ満つ 蒼き菖蒲の そよぎし大河
18
花へ撒く シャワーの虹を 不思議そに 眺める猫も 美しきかな
21
夜の空へ 末に広がり 道灯す 月となりたる 小手毬の花
17
父遺す 冷蔵庫をば 清め抱く 父有難う ちゃんと食べろよ
15
簡単に捨てそうになる身を抱え魂だけですり減って逝く
5
通常の僕じゃ居られぬ恋なんて捨てて身軽な一人で踊る夜
4
図書室であなたがくれた水色のガムを見つけた二十五の春
11
見上げれば はるか頭上の いのち綱 その先の空 とんびの一羽 「吉作落とし」
9
絵を残す 記憶媒体 数あれど 心に残るよう 気を配りたい
3
二人掛け ソファで ネトフリ上映会 隣で忍び泣くから 寝たふり
3
積読の 視線無視して ネトフリを 明日の私に 君を託した
5
捨てるのも捨てるのやめるのもはやい私は部屋をどうしたいのか/断捨離
25
放課後の 窓に映った 二人きり 世界が少し 狭すぎてた日
8
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