泥の中 見事に咲くは 蓮の花 ままならぬ世に 光差す日も
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頬に触れる 風のように やわらかく 笑うあなたは もう居ないから
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主人あるじ待つ薔薇の赤みの増すほどに空き家の庭に秋深まりぬ
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つぎつぎときみは幻影の鳥たちに色を塗っては彼方へ放つ
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ナマケモノ スローロリスもスローなり スローの奥義を極めし勇者
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涼しさとともに意欲の戻り来て秋の夜長を満喫しをり /趣味三昧
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10年後 きみはいるかと 思い馳せ 頬を撫で去る 冷たき吐息
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よろめいて霞のかった門の先 傷つかぬよう密かに生きる
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健康が不良なくせにおおかたの知らないものに怯えてしまう
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しょうが焼きには お約束のオールフリー レタスサラダには マヨで決まりぬ
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気付いたかな会話の隙間がとってもながいの 認めたくなかったけど
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全て終え最後に残る問ひとつ己をどうする残る断捨離
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トラックはかぼちゃ工場へ町中はハロウィンかぼちゃの飾りがあふれ
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時をまぜてのばしたらどんなゼリーができるだろう苦い味かな
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幾度かの氷点下の朝も厭わずにマリーゴールド色も冴え冴え
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明日の晴れ 夏物洗う 淡々と 夏の疲れも 洗い流して
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虫すだく夜を歩けば昨日よりかぼそい声に秋は深まり
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雨間あまあいの日差し 窓をば開け放ち 深呼吸 秋雨の残り香
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白湯を飲み震えるだけで陽が暮れて 今日の私はいないも同じ
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吹けば知る通り過ぎてく風暦巡る季節のはじまり告げて
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散り落ちて 藤むらさきの葛の花 成り代わりたいわけもなけれど
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ひからびた言葉をぞそぞそこすっては何か生まれろ呪いと祈りと
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昼遅く 立ち食い蕎麦屋 隣席は 動画をみつつ かき込む女性ひとあり
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近頃じゃ 車の車検 二年さえ あっという間に 感じるように 
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完璧は悪いことでは無いけれど「いい加減」って大切だよね
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季節ごと自分の名前が変わっていく今年の冬は何を名乗ろう
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歳を得て妄想力の高まるはわが同胞はらからの大なる使命
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山々は景色とともにあがめられ魂集めて霊山となり
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排除とは「心に灰を埋めること」全てをゼロにはできないけれど
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ねむたくて しゅんまく瞬膜・でてる ちま猫ちゃん ナデナデしたら フゴフゴいわれ
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