君が好き 離れていても 振り向けば 心の中に いつもいるから
14
涼しくも曇った下の散歩では気も晴れぬままただ歩くのみ
12
火照るのは夕日の所為か昂揚か 合格の文字反芻しつつ
12
草原で星を見上げて手を伸ばす一つ二つとポッケの中へ
14
進む度落ちる夕日が遠ざかり確かに僕はここにいるのに
12
全員が オフピーク通勤 したならば そこがピークに なりはしないか?
7
春実り出会いと別れが過ぎ去って俺とお前は似た者同士
8
陽の光差し込む部屋と気だるさと携帯から鳴る朝を呼ぶ声
7
我が家に歯にまつわること上に投げ下には捨つれば良き歯が生えぬ
5
いつの日か君はたのみの若だんないまはママンにおんぶされてる
7
待っている誰かのもとへ速足で歩むあの母走るこの母
13
新しき職場で会ひし三人の職員の笑顔に仕事捗る
9
窓外を眺む私を瞬殺で撮りしあなたの想い出湧きて
15
見つかりし 仔犬の頃の あのこの写真 その目に映る 母を探せり
26
期せずして同じ色の服着ていても短編小説にすらなれない
10
なみだ かないろど 心歌こころうた ながわかれの したひしきみ
7
直上の 流れのはやい白雲の 生む冷雨はやも 梅雨きたりかな
10
まだ若い 三十路半ばか 店員さんお兄ちゃん たぶん歳下とおもわれている😅>ほぼタメ口(笑)いいけどさ(笑)
13
緑風というのね 青葉吹く風は 心地良きかな 美容院帰り
26
窓全開洗濯物の部屋干しは案外寒いと覚える裸足
30
こんなにも痛い体はもう嫌だ今すぐ体を脱ぎ捨てたい
21
永遠に消えないで首の筋肉痛 たしかにわたしは、きみとわたしは
7
わたしたちに呼び捨てされても岩手県をイーハトーブと呼んでいる父
7
そうめんを食べてもわたしの血は赤い 飽きちゃった、五月のプレイリスト
7
点滴の跡が薄れて消えてゆき わたしはほんとの退院をした
18
サルビアの 天高く夏 父の伏す 水枕変え 氷の冷えて
19
化学の道を選んだきっかけは錬金釜かもドラクエVIII
5
遠い日に 母の教えが 装られた 夕食(ゆうげ)の茶碗 子らに引き続き
10
地獄逝き 次会う時はころすから お前の罪を数えて生きろ
5
二十文字書き写すのを間違えて夜更かし無駄になった思い出/ドラクエ めとぬとか
8