夕闇の波間漂う灯ろうの仄かな灯り我が想い乗せ
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三男の突然の帰省墓参りとくに「せよ」とは教えぬものを
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きざはしを息継ぎ上る君を待つ釈迦牟尼仏の鹿野ろくやの丘に
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亀ちゃんだ ひさびさに見る 亀山くん 母とふたりで 相棒(再放送)観る
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中空に果てる光の炸裂を「たまやー」と叫んで喜ぶ人間
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祖母と叔母納骨堂に写真置く母娘おやこが並ぶやっと会えたね
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春夏秋冬ひととせの読みに 感嘆する母よ 短歌の素養も なくもないかも?(笑)>漢字当てクイズ好き
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菜箸をスティック代わりに8ビート料理以上にリズム楽しく
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リュックから顔出しダックスにっこりと どこへくのか嬉しそう
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チェス駒を床にばら蒔きポーン一つ何処かに失せて二度と戻らず
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土手沿いをさまよい歩く夫婦なりどこで見えるかうるわし花火は
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つつがなく精霊送るしるべとや 京の五山に送り火灯る
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2次元と3次元とを行き来するイベント現場夢心地のよう
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朝は蝉 夜は鈴虫鳴いている 夏と秋とが 混在して居る
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送り火が来年もまたともるころ生きてく道は見つかってますか
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交差点すれ違う人の人生は一人ひとりがそれぞれ違う
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目の前のエプロン着けた赤鬼に FBIが突入してよ
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鳥の名を読めぬし知らぬ吾がいて調べて夏の研究のごと
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情報のジャングルみたいなSNS 猛獣いっぱい すぐに逃げ出し
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間隔の調整のため停まります。手をつなげない距離になるまで。
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在りし日の 夏空の下 故郷ふるさとの 祖母宅の庭に 青しコキア
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ひとすじの線路に沿って風走るうわべのそらにとんぼとどまる
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ぶどうの葉 郵便物に まぎれてた 差出人は 狐か狸?
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古民家の 軒に大きな ヘチマ成り 笑顔で狩りし 孫と翁
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庭先で バーベキュウし 家族見る ソースの匂い ランチは焼きそば
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カーテンを揺らして外を気にしてるハイソックスがモモまであるのに
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海へ行く魚のようにあつまって祭りへ下る人々の道
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茄子なすの牛 手綱引く我 盆送り ひぐらしと 咲くキツネユリ (キツネ剃刀カミソリ)
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三日ほど腹に澱みのあるような 歌詠まぬ日の鬱々として
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シングルも三桁もプレーの愉しけれ フェアウェイ広き うたかたの歌
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