思ひでがいつもこころをささへてるわたしの髪にまじりゆく白
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マイボスの米つきバッタに合いの手に逆に魅せらる伝統芸能
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夕日背に下校時なれば男子おのこでも自転車押して坂登りくる
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吾の歩く傍ら風のごとく過ぐ登校急ぐ自転車の子等
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平等じゃなかったんだとニュース見て知らず特権階級な俺
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つまづいて またその先に 段差あり 脇へ避ければ 足は泥水
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今日はもう売り切れていた備蓄米せっかく自転車漕いで来たのに
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この道はあなたとならば恐れなし花と実なる日かさねてゆかん
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たとえばねうちとあんたとあゆむならのぼりもくだりもうれしくたのしく
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コンビニには プチウナ・ポケムヒ無かったの また薬局まで ぽてぽて行かにゃ
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面白いバディと称されふたりとも不愉快そうに珈琲を飲む
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真紅なる ユリ科のなにかが 咲いている 梅雨の晴れ間に 目にも鮮やか
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疑問など感じさせないほどまでにあなたのことで歪ませてほしい
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今生の 別れのごとく しがみつく 吾子も幾年 人の親へと
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たたかいだ!駆ける息子と奪い合う いざ草相撲とうえんたのし
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慰めをさがしさがして『有り難い』唱えてなあれ心健やか
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亡き祖父の魔法みたいな口癖が独りの脳に響き渡る夜
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子の願ひ託されし てるてる坊主 ご利益か ほぼ降らぬ五月雨さみだれ
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一年ぶりに昼食を食べている特に感慨もなく食べ終える
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ハローワークに電話するハローワークの受付の人が優しい
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ネタニヤフ はじめたせんそう おおがかり 石油ねあがり かじばどろぼう\プーチン トランプ ガザと西岸 参院選挙 国際経済
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常温のパピコしか食わない羆 猟友会的にはどうっすか
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僕たちは集中豪雨に傘がなくせめて叫んで駆けていく道
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心臓が欠けたままでも生きていてほしいと願う夢をみました。
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踏切でヒトリシズカと名をつけたなにかがずっと風呂場にいます
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「好きです」と戯言ひとつ直筆で書いてお前に渡したかった
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空にすむおやじ勝手に呼び出していざ向かわんと一人同行
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「髪切って。あなたは俺を殺さない」あずけられた襟足とハサミ
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手を伸ばすわたしを隔てるその眼鏡目と目が交じる時はおきざり
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