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この怨嗟 誰が仕向けたものでなく己が生んだと思いたい夜
8
うれしかたろう うまれてきたとき うれしかったろう わらったとき うれしかったろう 入学式 、それなのに ごめん。
18
ひとりなら、自由で穏やかに過ごせるの 君といる理由を探してるけど
13
思い出の彼はとてもやさしくて あれがいいの、今の君じゃなく
10
誰も彼も 悪くないのに傷がつく 世の仕組みがもう まっぴらごめん!
9
この歌で ひと晩語りあった人 身体あれど、あの心は今?
5
酔っ払い、ふと聴いた歌に涙する 私の気持ちわかるはずでしょ、誰か。
8
黒ラベルの力を借りずとも君に伝えたいんだ三文字のことば
29
大船に乗るつもりで綱渡り
3
命賭け創る世界よ輝いてくれ この手を離れひとり翔びゆけ
8
家にいる 時間短い はずなのに どうしてこうも 散らかるんだろ
9
締め切り後 溜まった負債倍になり 吾の身を襲う眠気と不調
5
頑なに間違い認めぬ人もいて(人のふり見て)今更学ぶ
27
麦畑およそ半分刈り取られ二日の雨は慈雨とはなれぬ
26
中目黒蛍光灯の大通り アフロ、プードル、アフロ、プードル
6
あなたとの 別れがきたら 始まるの 終わることない まちがい探し
9
【現代文】でその役割を問うような 大事な「もの」を君にあげたい
5
富士仰ぐ ラベンダー咲く湖のラベンダー色ソフト食みつつ
16
久々に疎遠にしてた人らから電話数本かかってきた今日/期日前投票済
9
ずっしりと重いアルコールひたひたの脳を持ち上ぐ土曜日の午
11
寝る前にキスをしましょう ひとりよりふたりのほうが生きていけます
12
夜暮れて 焚き火を見つつ 星を見る 燃え尽き果てた やる気を出して
7
まっくらのおめめにぽたり落ちたあれが天王と名のつく星らしい
5
報道も四十を告げる日に使わぬ毛布をたんたん叩くたんたん叩く
5
好きですよたらこおにぎりチョコレート母のグラタンそれからあなた
7
大の字に寝っ転がって昼寝する 風鈴チリーン 涼風運ぶ
37
久々の風鈴の音 懐かしき ふるさとの夏 昼寝のひと時
34
でも警部、好きな子を目で追うような人が自ら死んだりします?
9
長男
(
こ
)
の車どの辺りかなソワソワと夕餉のお菜一品増やし
24
ドアスラム
(
バタン……
)
する時
(
キキィ……
)
、
僕は
(
バタン……
)
誰よりも
(
キキィ……
)
、
僕に向かって
(
バタン…………
)
心を閉ざす
(
キキィ…………
)
。
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