文芸に選ぶ言葉が中二病臭い自分に恥ずかしくなる
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一度会うとまた会いたくなるだから程好い距離感がいい
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チャイム鳴り 「はあい」と返事 ドアを開け あまりの強風 寒さにビビる
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もろともに泣きてどどめる人もなく両の腕のみあなたにすがる
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少しだけ溶かしたアイスのひとすくい夏には少し早い贅沢
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お互いの NGシーンを 思い出し また見たいねと 最後のデートで
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ストレスも膝に悪いと聞いたので赤ベコみたく穏やかになろう
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粒あんで(ココ重要)刻んだ栗が入ってて 今日の晩ご飯それにすると言ふ(母よ😅)
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お互ひの好みは把握してるので 母には栗どら焼きを贈りぬ
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ねこパンチ おおきくわけて 3しゅるい うえから・よこから・したから パンチ(使い分け器用)
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道ばたのまったり姿の昼寝猫いつまで見れる猫飼わぬ身も/外猫減
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犬連いぬづれの しばりなき旅 どこにでも 寄れると話す 語尾のさびしき
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曇り空 人影ふたつ 耕して 静謐の野に やがて春の雨
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二十歳なり一人で食べるアポロチョコ手には秘密の宇宙基地あり
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「昭和の日」いく多変遷したとても長男れしただそれだけの
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振り向けば髪に刺さりし枯れた葉をただ取りくれしそこに息子が
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雄大に雲が流れて良い感じ芸をしているやや肌寒し
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部屋中に煮豆の香り満ち満ちて窓に静かにボタン雪降る
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昔から姿勢の良さを褒められる姿勢が良いとカッコよく見え?😊/キロ様へ
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誰も来ぬ村の神社のお祭り日キッチンカーがひとつ出るらし
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吾子の住む 街に積雪 予報でて あのコは靴を 選べるだろうか…
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たづたづし手習いよりも慣れぬのは恋のはじめと恋の終わり
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別れには色がないのにどうしてこんなに心に染みるのだろうか
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同じもの食っているのに何故こうも臭さが違う猫のふんかな
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微睡まどろみまぼろしのよにまたたくよりし昭和しょうわさびしささえも/今日は昭和(百年)の日
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あひ見ずは恋しいこともなかっただろう我が心色づけにけり
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恋しいとは誰が言い始めた言の葉か知らずば思いもなかりしものを
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鬼来たら守ってあげるママのこと胸キュンさせる私のヒーロー
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さいころを振らずにきみはまだ五マス戻った場所で夢を見ている
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連休に 久々の雨窓越しで たまにはゆっくり 引きこもろうか
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