刑事たち手も足も出ぬ難事件見つかったのは胴と首だけ
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勇猛なブルドッグのごと藤ノ川 倍の相手に物怖じもせず
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聞こえくる 君の鼻歌 ごきげんの バロメーター われに響きて
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無花果の固くて青い実が付きて 熟るる頃には雨の季節に
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ポツポツと 朝からホザく 雨の声  まあま生きてりゃ 色々あるわな
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ねえ春風 教えてあの人の天気 シャツを擽り 遊んでいるだけ
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紫陽花の蕾を青く染め初(そ)むる淡く陰りてひと雨を呼ぶ
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風薫る 皐月の空に雨を待つ 代掻き終へて雨蛙鳴く  
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春歌ふあなたがくれたカレンダー黒ねこ眠る四月捲(めく)らず
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たんぽぽの綿毛のぼんぼり崩れつつ夢こぼるれば明日へとつなぐ
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眼の色を気温だとかで決めているそんな世界に生ききっている
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文庫本の 一節に触れて 生まれる歌(コ) 出会い 予期せぬ分 子煩悩
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夕焼けの アルプスの陰 抱く街の 増す灯の色は 葡萄とも似て
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土砂降りに 白き躑躅の 萌え果てず 初恋思う 学び舎の前
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向日葵の 丘の連なり 油絵を 描く筆先 香る風かな
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損得や 勝ち負けばかり 気にしてる そんなことより 好きか嫌いか
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夕焼けの 遥かへ霞む 稜線と 海見る丘に 馬の影かな
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真夜中に なんだか少し 空腹に 夜食を食べて 満足眠る
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父母の 御魂授かり 地へ帰る 人の輪廻を 我は信じる 
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そこを右… もう歩き出す 俺に聞く わかったの場所? 聞きながら行く
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空広き 草も樹も無き岩の道 仏陀の像の 地蔵岳かな
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駅掌の示す線路の両脇に黄花コスモス満ちて迎える
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揉みほぐす 妻のパンパンな ふくらはぎ 明日の朝まで どうぞ安らかに
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早咲きの黄花コスモスそよ風ヘ幸の香りを乗せて微笑む
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朝へ行き 夕に帰宅の 日々旅の 心へ染みる クレマチスかな
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小指立て 小鮎ばかりと 手をパーで 五匹と岸の 釣り師へ伝え
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剪定も手伝い始めた今年から 収穫がより楽しみな梅
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全力が出せない理由(わけ)を知らずんば全力で来てと駆け行く少女
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母親と近所の子供を子守りするお手玉みたいに受けて離して
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先生の お墓の前で はいチーズ 嫌いだったね 先生チーズが
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