気がはやる 初めて吊るす 干柿に  ぐっと堪えて 食べ頃を見る
22
鳥なれば記憶は磁場の絵となりて今年も渡る川はおなじく / 野鳥の不思議、場所は磁場の記憶
13
春眠は 暁を覚えず なら冬は 冬眠だから 暁がないのだ(起きられない)
7
ズボン脱ぎステテコいっちょで呑む酒は いかな店でも味はへぬ酒
19
なき声に耳を澄ます深夜 また朝方
4
逆さまになったら空が海になり水星あたりが深海になる
11
あすけんで初めて百点とれたから自分を褒めてアイスを食べる/あすけんとは食事管理アプリ
9
退院を告げられた日の夕食後自販機アイスを買いに行きます
17
生ハムが 好きという 青年へ コーラより ワインが合うのに
6
また今夜 夢で貴方に会えるかも そう思えれば 眠りに落ちていく
9
健診を終えた安堵の空腹に熱いお茶漬けご馳走となり
29
月なき空 いつみえるかなと 笑う君 このままがいいと 新月の夜
12
夜十時街灯のそば通り過ぎ追い越し消える自らの影
12
ワンショット「ナイス天才!」呟いて小さな仕事も真摯な腕で
14
同性に 良く言われない 女の子 それだけでもう 魔法にかかる
6
注意され「うっせー」ドヤる若者よ「うっ制道」を貫いて行け
16
フォークソングフォークでは 希望も夢も 詰め込んで カバンひとつで 出かけてみたり
17
百均で 思い起こせぬ 買い物を ふと思い出す 帰り道なる
20
夫から「買うもの忘れた」LINEあり 吾も忘れて苦笑いなり
26
穴馬買って 人気馬を消す 有馬記念 人気馬勝って 穴馬が2着
4
枯れ葉散り あらわになりぬ 枝のはざまあるじ無きからすの棲家
26
吾子からの 包み開ければ ブックカバー い草の香り 心落ち着く
28
丹精を込めたオムライスプレートにあの子は祖国の旗突き立てる  
13
ねこたちに みつめられつつ 芋を蒸す 友人レシピの スイートポテト(塩バター、うま🍠)
21
次々と 食べ物こぼす 子どもらに なす術もなく 茄子ひとかじり
25
住み慣れし 街に明かりが 灯る時 過ぎゆく時の 早さ身に染む
30
この先も 暗中模索 今までと 同じ路線で 突き進むのか
5
変えられぬ 現実はまた 天よりの 介入あらば 跡形もなく
4
爺婆が 覇権争い 気持ち悪 頑固な余り 反省もなし
2
おい爺 迷惑だけど 仕方なし 張り切ってれば 肩も叩けず
3