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日常が 安心、平和 幸せで みな穏やかに なりますように
6
言葉にはならない気持ち 春風が吹いて撫でてくこの感情を
56
昼食の帰りの道端タンポポに「やぁ春だね」と花をつついて
20
震災後二年経つ日の「浄土ヶ浜」何事も無かったように波寄せ返す (記憶)
26
凡なれど捻る遺伝子コピーミス起これ突然、変異の夜に
10
あの余波が 友を飲み込み 連れ去りし 手元に残る 手紙と語る
36
「また会える?」「うーんどうかな、わからない」 きっと次回も 僕から誘う
8
買い置きが心もとない貼るカイロ色々使うし買い足しておく/丹田と仙骨
7
待ち合わせ8時の電車の先頭ね スマホなくてもちゃんと会えたし/昭和時代青春の頃
45
やさしさも激しさも春孕みつつ雨は愛する側に降る水
6
あなただけ季節の香り盗り去った 春の匂いを悔しく嗅いだ
6
玉の緒の
果無
(
はかな
)
きことを 忘れゆく 身を置く処 満ち足ればこそ
15
向日葵
(
ひまわり
)
の笑顔のような
貴女
(
きみ
)
だから
黄金色
(
こがねいろ
)
した糸で進める/刺し子
35
五七五
(
ごおしちご
)
七七
(
しちしち
)
でなく ても
三十
(
さんじㅤ
)
一
(
ㅤういち
)
に
収
(
おさ
)
ま ればいんでさう
3
努力など誰も見てなどいないこと分かりつつある二十代なり
21
欄干(おばしま)の 端より端へ 駆け抜けて 大松明を 闇に掲げぬ /二月堂修二会大松明三月十日
14
『電波が受信できません』そうやって拒絶できるのうらやましいな
7
真昼から明るい日差しに涙してピンクの色の花束を買う
6
大松明 燃え上がりけり 二月堂の 軒の垂木の 焦げむばかりに /二月堂修二会大松明三月十日
13
恋したらどんどん歌が出てきたが鬱になっても歌は出てくる
12
この身吹く風の音が聞こえる そうかそうなのか 友の逝きし夜
18
こころから自分を恥じて振り返る白木蓮の忍耐強さ
21
記憶の日、思い出せなくなる前に 過去のいつかでまた会いましょう /3.11 東日本大震災によせて
22
花粉
(
はる
)
の日々 籠り居らずに歩けよと 空の青さが奮い立たせる
25
風止んで 瞬く空や 暖を取り スマホ立て掛け 聴くドビュッシー
18
友訪ね瓦礫の道を行きし春 さざなみ光る海眺めつつ
38
見てしまった 友だちの彼氏 さらりと 涙みせず 振り返り笑顔
8
片や減り 此方大増 国会の 代わり映えなし 質疑応答 ※ 「片や此方」 相撲です
13
下向いて片手袋を探す海
(
わたの原 八十島かけて 漕き出でぬと
)
人には告げよ あまのつりぶね /参議篁 11/100
10
軟飯の 粘度に惑ふ 幼子よ 立ち向かひたる 人生の壁
7
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