降る雪の積もる間もなき夢しずく名残りの雨と泡沫に消え
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いただきを 目指せ 困難 有ろうとも 高い場所ほど 風吹くものだ
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啼き吼える獣それとも染まる花 愛はひとしくひとしく芽生ゆ
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似たやうな個室のドアの表札には「I❤LINUX」(アイラブリナックス)と🐧(ペンギンマーク)
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『ありがとう!』メモ添えられたのど飴は、カラカラに渇いた喉潤した。
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川沿いの 河津桜に 見とれつつ 和服の貴女 想い微笑む
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手放すと決めた日だけが遠ざかり穴と痛みはまだここにある
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親友Bestieだよ 君との1000日三年間あまり そんな言葉で また続いてく
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名駅で 最初で最後 二人飲み 男女の友情 転勤前夜
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月もなく 猪口に映るは 闇ばかり  ひらりとりし 花びらを呑む
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真っ白な 私を染めた 絵の具たち  毀誉褒貶きよほうへんが 色鮮やかに
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下手なりに 写経に臨む 我を見て 成長したなと 友が微笑む
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縁ありて 繋がりし友 再会し 辛い話も 笑えるほどに
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今年からついに発症せし吾子へ あれこれ伝授すベテランの知恵 /花粉症
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オリンピア いつの間にやら イラン戦 いつの間にやら WBC
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パソコンや 車が悲鳴 あげている 中古も中古 よく似た自分
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気になりて調べてみれば椿には多品種ありてちょっと驚き
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これやこの 想像ラジオのジングルは行くも帰るも 別れては 知るも知らぬもあふ坂の関 /蝉丸✕いとうせいこう 10/100
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目が覚めた今何時かは分からない 発熱・頭痛・孤独は分かる
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成功と 自信に満ちた 人々に ついてゆけない いじけた心
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濃桃色こいももの花零れ落つ遊歩道「意宇の里おうのさと」なる名の椿らし
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潮時を 全く読めぬ 性分で 辞めてほしいと 言われてやっと
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踏ん張れば 突破できると 思うけど 視力が落ちる いつまでもつか
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コマーシャル 丸くはなるな 星になれ 丸くなれずに 星にもなれず
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デイ以外こもりがちなる日々なれど春の日差しに我も誘われ
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身についた 貧乏暮らし 地を這って 泥水を呑む 結構きつい
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金持ちは 悠々自適 傷つかず のほほんとして リスクを避ける
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心病む 正義感とは 自らを 引き裂く刃 地獄の定め
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春と秋だけはみんなが噂する 夢の中みたいで目を擦る
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痩せガエル 負けるな一茶 ここにあり 挑戦したら 一茶は何処
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