新たなる 業務管理を 打診され 息つく暇なし 東京出張
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夢血るる狼ねずみガブリがぶっ幕は引き分け共に子がをり
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あとひとつそれがなかなか揃わない いっそバラすかルービックキューブ
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タレントのインスタ越しに見る地元。何だかすごく良い場所に見える。
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巣作りの 支度をしおり 烏たち クチバシだけで 器用に運ぶ
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覚悟して 清水の舞台から 飛び降りて 買ったスカート 早く履きたい
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ワンランク、ダウンダウンの化粧水老けも速まる物価高にて
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ボス猫が ケトルに写る 猫様に 其奴そやつは誰ぞ!!! 言わんばかりに
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横ばいの 線を睨んで 憂ふより 見るべきものは あなた自身を
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ゆびきりの となりの指が 刺さっても 足取り重い 別々の帰路
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人類が 滅びちゃうのは ちょっと嫌かも 子供のころほど ドキドキしないね
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降車せし親子 ホームに無邪気なる歌声聴こゆ トトロの『さんぽ』
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春光と冷たき風が連れてくるあの日3.11の記憶時経ちてなお
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江戸川の鉄橋渡る車窓から 霞み始める富士を眺める
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遥かなる海はいつでも穏やかであれかしと願う 鎮魂の日に /3.11
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親となり 縁なきふるさと 税金で 知らぬ子どもの 幸を祈れり
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春あさき 皇居の庭の 「袖隠そでかくし」 たちまち江戸へ タイムスリップ / 椿
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お互いに 相思相愛 知りながら 無意味に帰る 別々のドア
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塀のうち熱に沸き立つWBC格差に沈む倭国の夕日
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木蓮のつぼみをつつく破廉恥を知らない二羽がキーキーと鳴く
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神無月眺めよ星のデコレーション 陽気なリズム宇宙へ響く
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ほどほどに石橋叩きて歳月とし過ぐも地図捨てた日の欠片もありて
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原発で 避難生活十五年 ふるさと未だ遠くにありて
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庭園を 和服の貴女と 散策す 夢見て目覚め 幸せな朝
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あなたには ユニクロの服が わたしには プラステの服が 明日届くわ
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遠くから 光を求めて 来たヤツに 明る過ぎると 文句を言われ
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物寂し きみに与えし ひと匙に 今や恋しき 張りすぐる乳
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朝餉にて ミルク浸せば クロワッサン 腕に残れる みどりごの重み
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産み落ちた きみを率いる 大海の 泳ぎ方すら わからぬままで
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春を編む文字の飛び込みはっとすは闇夜に詠みしやさしこころね
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