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雲覆う寒空の朝群れなして鴨は飛びゆく薄き光へ
35
生活のなんてことない選択に毎時毎回、死が入り込む
6
冬川の細き流れや寒々し片足立ちの
鷺
(
さぎ
)
にも風吹く
46
昨日まで ムクドリ賑わふ柿の木も 綿雪被りて夕暮寂し
30
武田鉄矢さん!それがいいなら「刺身」とかの方が支え合ってます!
4
「折る」の字は「祈る」に似ており畳まれた
神籤
(
みくじ
)
の群れで木の枝が折れる
11
なぜだろうこんなに冷たい世間の中で思考せずとも暖かいのは
5
返せずに しまったままの あのことば ためらいだけが 漂ひをりぬ
8
通院で疲れる
理由
(
わけ
)
を語らえば待ち時間だとお互い思う
35
聞こえればほっとしている
襖
(
ふすま
)
から母の
鼾
(
いびき
)
が延び緩やかに
33
駆け引きも打算も何も出来ないが あなたを好きと思っています
6
夏の夜花火が鳴ったあの時に きみに告白するのを決めた
4
暖炉の火を焚べないで 衝動 分からないまま冬を過ごそう
5
温泉のコーヒー牛乳自販機の驚き価格一八〇円
19
プレゼント、大きなケーキ、クラッカー 子供の頃は喜べたのに
17
聖夜明け、そ知らぬ顔の街角に 吹く
乾風
(
からかぜ
)
が私を嗤う
15
揺れていい 立ち止まっても いいじゃない 好きな歩幅で 続け暮らせば
11
空仰ぐ夜勤の後の帰り道 あれ、昨日より綺麗なお星
9
分けられた少し大きいあんまんがあなたの愛を教えてくれる
17
親切に お先にどうぞ 嬉しくて 次は自分が 誰かに言おう
19
俺 1回スパイダーマンと会ったことあるけど歯隠して笑うんだね
4
三年も続く喪中にどうかとも百円ショップの鏡もち買う
34
鞦韆
(
ぶらんこ
)
を世界に産んだ天才は最初に誰を浮かべただろう
11
瘡蓋を剥がして流血 風呂スルー 明日入れれば のーぷろぶれむ
20
朝焼けを見ずに今後は過ごすのかデジタル太りで食事中毒
11
この歌で ちょうど百首目 だからこそ 相応しい歌 詠みたいが文字数
11
年の瀬の雪催いする厨辺に姉の畑の大根刻む
32
ふれたなら光のように溶けそうで眠ったきみをただながめてた
15
クリスマス一番近くにいないけど一番思い浮かべてるキミ
24
A
I
とコピペの行き交う戦いを ドローンで俯瞰 リモートワーク
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