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藍色が拡がる天を見上げれば農家の嘆き悲鳴が響く
9
この暑さ百葉箱で四十度 日当たりならば灼熱地獄
10
ギネスとか打ち上げ花火盆踊り 趣旨と離れた万博の今
7
時間差でお昼の鶏むね唐揚げ(テイクアウト)よ 「まあまあ」は
夫
(
キミ
)
の最大の賛辞(笑)
16
雷神と蝉の動くは朝と夕 夏の時雨は昼には降らぬ
9
心臓が濡れゆくほどの溺愛で嫉妬したぶん所有していい
5
いつの日か積み上げしもの弾けても次な種成せフウセンカズラ
9
ねむの花 ねむの葉の上 ふんわりと ねむの葉の下 光ふんわり
11
幼子が目に焼き付けし色花火 遠き音来て瞼に咲かせ
10
マスカラが 落ちてパンダの ランランに まつげで瞬き まだ人間です
6
寿司食うか 焼肉にするか 迷ったら 虻蜂取らずで 卵かけご飯に
8
冷たいと 言われた夜に 真夏でも 電気毛布で ぬくもりアピール
3
心には 高くそびえる 塀がある 立ち入り拒む 孤独の城が
6
部屋という 四角の中で 丸くなる いきがって生きるの そろそろ止めよか
6
欄干に虹の雫の連なりて
傍
(
わき
)
に芙蓉の咲く雨あがり
23
ゆるやかに マイペースな背 見送りて 麻のシャツだけ 風が知ってる
9
緑おおく 閑静なるは よきところ ちょっと駅から離れちゃいるが(病院ハシゴ帰り)
16
鳴かぬ蝉探すみたいな恋路哉エンドロールの雷雲鳴くな
7
明日など望んでないのに靴紐を結び直す転ばぬように
11
何もかも忘れて 脇役から主人公になれる日 指折っても あと三百六十五日
3
平和なる葉月の朝陽を浴びをり
欠伸
(
あくび
)
する愛猫の窓際
20
人生の鼓動の数は決まっててわたしをジワジワ殺すあなた
7
朝取りの 自家製トマト かぶりつく 自然の恵み ありがたきかな
17
砂浜に注ぐ数多の流れ星洗濯ビーズ買うとメモする
6
五七五七七短い愛歌う渡せなかった言葉の死骸
5
誰かのカメラロールの背景にあなたとふたりで紛れたかった
6
越してきたこのあたりには無いらしい 諦めきれずに探すあんず飴
9
出力は70% 風は良し雨が降るかも野分け近付く/皆様御自愛を
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遠くから聞こえる太鼓 疎ましい工事音まで祭囃子に
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映画見て ごはん行って コーラスに スペシャルな日に なるはずだったのに/夏風邪のばか野郎
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