Utakata
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xaclo―ザクロ
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柘榴の匂いがするかといえばしない。
時々、いいねを連打したい時があるんですが、どうすればいいですか。
糸を切れ赤なら余計運命を捨てられるほど君が恋しい
5
星の数数えきれずに受けられるくちづけ数え
一指
(
いっし
)
だけ折る
4
恋醒めも無計画だよばかは誰痕よりもなお許した挙げ句
3
夏蝉の恋を見るよう
潤
(
うる
)
うほど
凍
(
し
)
みる頃まだわたし鳴けますか
4
いや何度惚れ直したか聞かれても君を愛さぬ数は零だが
6
あるべきかあらざるべきか過去の痕あなたが撫でる優しくそっと
7
千年と続く秀歌が並べども君恋う歌はわたしに許せ
8
ねえ傘を手向けないでと願わせて
愚
(
お
)
るのだったらわたしと濡れて
3
愛憐の種も蒔かない
朽野
(
くだらの
)
でこの歌向けてと
玉響
(
たまゆら
)
揺れる
6
君という恋が呼ぶから
力業
(
ちからわざ
)
愚かを
枉
(
ま
)
げてしたたかなほど
9
孤独さえ移ろう月か知れないが泣いて見せて月が綺麗
6
傍にすぐ沿うむずかしさぶつかるか
衛星
(
サテライト
)
ねえいっそ墜ちて
4
多くにはただの名前のあなたの名結い紐結ぶ小枝であれと
6
仄
(
ほの
)
笑みで僕に駆け引き望み薄きみへの手加減きみだけ知らない
8
いのち焼く
灯蛾
(
とうが
)
は過日君なしに空蝉で這う
翅
(
はね
)
ないかもう
7
遊びだとじゃれ合うままで
瓶
(
びん
)
ラムネこころのうちが知れてしまうね
10
さみしさのなしに求めるあなたなら縋らぬわたし愛されますか
10
楔
(
くさび
)
にも思う言葉の綾の棘甘く刺す程ああ君が好き
11
求
(
と
)
むほどに独りの意味に気づくからあるいは愚かまた知り
初
(
そ
)
める
8
知る
由
(
よし
)
もないまま失せた慕情にはわたしに宛てた恋文あるか
8
みなしごの懸想のふりでそっぽ向くだって幼子あなたのせいだ
4
囲む木々
蝉声
(
せんせい
)
注ぐどこからも情緒も淫ら恥じればいかが
6
あの人と巡れる夏は自らをずるけられない私のいる夏
5
ひとりきり鳴いて鳴いても夏蝉のいのち尽きても結べぬ恋だよ
7
先に待つ罪をあがなう炎天下きみより僕がそれを負いたい
8
泣き濡れた数であるなら歌意なのか泣けなかったな君で詠めない
4
瞳差す輝度強かろう夏の晴れ眩く映える君は今誰と
5
夜であれひとしく君もひとりなら手立てはなくも君を願える
8
冬知らず謳わねば
過誤
(
かご
)
夏の虫
凍餓
(
とうが
)
のかの日体温のせい
7