Utakata
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森のフクロウ
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自慢げに今咲き誇るバラの花通り行く人目が丸くなる
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滑らかに紙の上踊る筆の跡写経の心自我を捨てる
8
帰り道 アカ シロ キイロ バラの花華やぐ声に心が和む
7
山寺に遠くに響く鐘の音だれが祈るかお地蔵菩薩
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スマホ手に慣れぬメガネで覗き込む手紙欲しいと留守電をする
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自由市しんまい参加むね踊る自慢のアート眼に留まるるや
8
甥の顔眼むる白き顔声かける遥か遠きの笑顔が目に浮かぶ
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夜の空
煌
(
きら
)
めく
灯
(
あか
)
り忘られぬ思い出の日々君懐かしむ
8
高齢者 認知能力 眼の検査 運転技能鼓動高鳴る
10
古
(
いにしえ
)
の路傍の地蔵何思う明日の世界の静けさ願う
9
これ見よと満面の笑み芝桜世界の子供しあわせ願う
7
ベーゴマを回す夢みし懐かしむ幼き昭和へと還りなむ
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山里にたたずむお寺鳴り渡る平和を祈る釣り鐘のおと
7
高齢者老いたる犬と歩くみち未来の日本映すかがみか
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田舎市ゴザに並ぶる山菜や揚げて食べよかおこわにしよか
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痛む腰妻を起こし腰さする徹夜介抱大切な人
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賑
(
)
やかな村のイベント笑顔見る老いも若きも共に歩かん
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病癒え我が身思う時経ちて此れから如何に貴方と過ごす
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親子鹿食を求めて我が近く共に歩かん多様性かな
8
花冷えの日替わりメニュー花人も花弁閉じたり身を縮めたり
4
碧
(
あお
)
き空果てなく続く道なれど我雲になり我が道を行く
9
新学期益々伸びる孫の足桜咲く度楽しみ増える
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孫通う古き学び舎資金無く直すもならず統廃合へ
5
朝
靄
(
もや
)
の花粉か黄砂か心
恐々
(
こわごわ
)
そっと庭に出タンポポを見る
8
AIAIと騒がしく啼くデジタル世身置く場所無くウロウロ探す
4
春の風野火を煽りて山火事に何時もの景色無残な姿
5
食卓に予想だにせんコメ不足明日のディナーはパンかパスタか
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天辺部
(
てんへんぶ
)
黄昏迫る我が姿鏡見るたび老いを感じる
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散歩道ヨタヨタ歩く老いた犬明日は我が身か夕焼けを見る
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詰将棋 なかなか詰まぬ 盤の上 駒に笑わう 脳活励む
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