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穏やかに微笑み光の粒を撒く海を隣に見る常磐線
9
おそらくは 大したことに ならないと 思っていれば 風が吹き去る
3
攻撃は うまくかわして 逃げ足は カモシカのよう ぴょんぴょん跳ねる
4
失敗か そうでないか 不明だが 嘘はつけない それだけのこと
5
小学の卒業式を知らない師 二〇一二生まれのわたし
4
三月のマジックに君もかけられて! 君の涙をすこし見せてよ
4
思い出はクラウドの中に閉じこめて 白い器に雲古閉じこめる
4
わが道は 怒らない道 敵の前 泰然自若 憐れみに満つ
4
あの日から揺れと同時に亡き猫は反射でふとんに潜るようになり
25
15
年 地獄で暮らす人がいる 上書きをして こんな傷など
17
好きなよう やってればいい そのうちに 勝負が決まる 自然の摂理
3
このままじゃ 心が持たん こりゃヤバイ 敵は変わらぬ 守備を固めよ
4
嫌な人 また一人でき 逃げ回る 互いに嫌う 犬猿の仲
4
日常が 安心、平和 幸せで みな穏やかに なりますように
8
言葉にはならない気持ち 春風が吹いて撫でてくこの感情を
52
昼食の帰りの道端タンポポに「やぁ春だね」と花をつついて
22
震災後二年経つ日の「浄土ヶ浜」何事も無かったように波寄せ返す (記憶)
29
凡なれど捻る遺伝子コピーミス起これ突然、変異の夜に
11
あの余波が 友を飲み込み 連れ去りし 手元に残る 手紙と語る
37
「また会える?」「うーんどうかな、わからない」 きっと次回も 僕から誘う
7
買い置きが心もとない貼るカイロ色々使うし買い足しておく/丹田と仙骨
7
待ち合わせ8時の電車の先頭ね スマホなくてもちゃんと会えたし/昭和時代青春の頃
40
やさしさも激しさも春孕みつつ雨は愛する側に降る水
7
あなただけ季節の香り盗り去った 春の匂いを悔しく嗅いだ
6
玉の緒の
果無
(
はかな
)
きことを 忘れゆく 身を置く処 満ち足ればこそ
18
向日葵
(
ひまわり
)
の笑顔のような
貴女
(
きみ
)
だから
黄金色
(
こがねいろ
)
した糸で進める/刺し子
32
五七五
(
ごおしちご
)
七七
(
しちしち
)
でなく ても
三十
(
さんじㅤ
)
一
(
ㅤういち
)
に
収
(
おさ
)
ま ればいんでさう
4
若者に暴言吐かれ我思う我慢するかとことんやるか
10
努力など誰も見てなどいないこと分かりつつある二十代なり
21
欄干(おばしま)の 端より端へ 駆け抜けて 大松明を 闇に掲げぬ /二月堂修二会大松明三月十日
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