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ニラ玉の 味が母とは 違うから 実家のはずが 他所の家みたい
5
斑鳩の里へ咲き満つコスモスに そっと寄り添ふ影法師ひとつ
4
春の宵 霞かかりて 花いかだ 月影透かし 桜舞い散る
7
自らの 由来は何と 言われても 永年経てぞ 答えでまへん /自由詠み
5
足元暗く 1人で歩く 私のそばに 月あかり
2
たまごをぐるぐるぐるぐる死なせないようにつつくどうせたべるはひとり
5
悩める友 励ますつもりの食事会 いつしか我もパワーをもらい
26
隣で聞く 同郷の友 その横顔 学友の中での寒空を薄くし
6
宵
(
よい
)
の口 窓から
入
(
い
)
りし 風の
翰
(
ふみ
)
雪舞う故郷 思い起こしぬ
13
怖いもの知らずなんだな若い子は わたしもかつてそうだったよに/配食スタッフ
30
椎茸を 安価が故に 箱で買い 悩んだ末に 干して満足
14
白き息はきだすひとに手渡せり珈琲すすりて冬を始めよ
23
虫鳥の声も変はりぬ 秋すすむ古里になど変はらぬを乞ふ
8
時と時 いつもわたしは 板挟み 終わりの花火は 機会を失い
4
辛くても 無邪気な空は 笑ってて わたしの気持ちは そこはかとなく
7
厚い雲薄っすら茜西の空小雨頰打つ北風寒し
14
葉が落ちてが柿のざくざく赤裸々に熊に見られる隠せよ早く
18
葉が落ちて柿のざくざく赤裸々に望遠絞り撮ればゲージツ/多分
13
永遠と口から流れ出る嗚咽旅路の果ての砂埃まで
4
わがスマホ壊れたかしら?昨日からうたかたアプリの調子が悪い
22
ごみ捨てに出たらカラスが先にいた目が合わないよう気を使ったよ
13
愛だけど。大きい方のはんぶんを君用とする、そういう愛だ。
5
昼休み十時三時に休みあり結構ホワイト解体現場/近所の解体
10
L
I
N
E
鳴り ドイツ村より日帰りの妻ご所望のイタ飯屋寄る
14
妣(ひ)は考(こう)に逢へただろうか星月夜 瞬く光かさなり合ひて
5
抜かれたら抜き返したくなる心理 ドライバーならグッとこらえよ
15
春にゆくハウステンボス誕生日貴方の祝う日われの古希
7
上弦の月薄雲のなかにあり其は薄墨の雲水なりや
12
キッチンカー 初めて飲んだ アサイーに おかわり求む 三時のゆとり
16
木々が揺れ 雲の形も 秋のよう 一人汗かく 君はまだ夏
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