思い出す ロボットといえば 宇宙家族 フライデイの 可愛さよみがえる / 中国のロボット見て
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絵の中に 秘めたる想い探ろうと ひとり美術館 静寂の時間とき
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夜明け前 吾と一緒に呼吸する 君の重みでふと目を覚まし
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そう今は身体の心配ない時期で消えない永遠を願うのが楽だ
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すくむ足背中を前に押したのは健気につよく咲いた一輪
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夕立に春を分かちし交差点 信号のあか濃ゆく滲みて
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息子から夾竹桃が毒樹だと 教えられたる古希を過ぎし日に
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別れ際に彼はどうかと尋ねれば 施設にいると寂しき報せ
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クラス会最初は誰と分からずに 二言三言交わせば分かる
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宙返り急旋回に急降下競技飛行アクロバットな鳥たちの空
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ボヤけてる  川面覗かば  朝の陽が  こなれた仕草で  身支度せり
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苦役へと赴く最中探すのは 路傍の犬や猫と花々
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苗代に雪消の水を流し入れて高嶺に遅き春はぬらし
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モノ好きが売る気ゴリラのシロップ煮顔ガマになる報いありけり(百人一首・百)
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人の推す地物うな飯味キムチ喜ぶ鵺に物申す気は?(百人一首・九十九)
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ワニもくアマゾン川の幽霊の味噌煮にナスのしる沁みている(百人一首・九十八)
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ナルシスト覚悟のうえで酔うヤギにやすやすナスを身ごもられ頭痛(百人一首・九十七)
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荒れる祖父騙した二羽の鵜を奈良で振り向きざまに釜に投げ入れ(百人一首・九十六)
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儲けなく月夜のカニを奢るカバマダガスカルのウミウシよそれ(百人一首・九十五)
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びっしょりとガマが汗かき顔拭いた古くて臭い衣売るヤギ(百人一首・九十四)
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殿様は連れにムカムカ眠り込むカバの子分のツラにタバスコ(百人一首・九十三)
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バカ殿は利口に見えぬ鬼の医師の治療と知らず鼻筋が牛(百人一首・九十二)
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ギリギリに履く化け物のパンチラに股間立たじとミドリガメ寝る(百人一首・九十一)
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声に酔ふ君はずるいよ可愛いよ甘い余韻を残さないでよ
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小山田の苗代水に遅桜散り入るなべにかはづ鳴くなり
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蝶がいて撮り損ねたから花だけが写っているのもまた愛ならば
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活性歌なにがイイかを探究だ僕らは迷う地下牢ダンジョンのなか
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新人の?嫌や教育「個性世代」彼らは自分を捨てられへんねん
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すれ違ふ 羊のやうな スタンダードプードル ベビーカーに寄り添ひ
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あの角を曲がれば撃たれる道をゆく僕は丸腰チャリに託して (★「その角」を修正)
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