噛みつかれ 靴下ぬいで 逃れつつ 猫に謝る 浮気でないと
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空高く響け歌声『聞けよ、ひばり』 シェイクスピアの作詞なるらし/孫出演の青少年音楽祭にて
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精神を病むまで打ち込むミュージシャンの作った歌を片手間に聴く
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くさはらに倒れしままの自転車は幻獣の骨 日照り雨ふる
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しんしんと運命論を思えども黒猫のエドガーは欠伸す
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窓越しに 目が合う笑う 時が止まる 今日という日が 思い出になる
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就職で ココを出て行く 叔父さんの 部屋が今日から 俺のアジトや
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秋近しひらりとトンボ弧を描き光るさざ波筑波は遠く
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赤ワインメインディッシュが来る前にゴクゴク飲みて口寂しいま。
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しあわせの尻尾のような栞紐 頭痛治まり読書ができる
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子供を産 める性別じ ゃないです 人も嫌いで すよ趣味は未
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苦しみは乗り越えてこそ価値がありすべては結果論でしかない
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小夜の地震なゐ あれほどの揺れにも耐へて きちんと並んだままのフィギュア/関東震度5弱
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君のいた小径をひとり訪ね行く向日葵だけが変わらずに咲く
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四回分 袋の文字に ちと悩み 言い訳集め 三等分す
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「また明日」ペダルを踏んだ夕暮れに君とおんなじ瑞雲を見た
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不整脈抱へて生きる雲の峰 中に刃のいかづちも秘め
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会者定離風となりゆく秋遍路 残す足跡風が消しゆく
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夏の海 絵葉書に閉じ 波の音 君の知らない 空を見ている
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雑踏の夢幻ゆめまぼろしの君遂に邂逅かいこうしない君でしかなく
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盥(たらい)船一入(ひとしお)あかき佐渡夕焼け 波の彼方に浮かぶ島影
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ダイエットやる気はあるよ!ただ今日は…お菓子の在庫処分の日、でしょ?
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母ごころひそかに疼く秋鴉 巣立ちしあとの夕闇の濃し
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ひみつ基地失せしふるさと遠蛙 友もの消息風が届けし
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短歌欄夏に挽回数Ⅲを 出来ぬ誓いを知る休み明け
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兄姉と遠路遥々墓参行き車降りたらまあ皆老けた(笑)
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舌打ちをメトロノームに鍵盤を叩くおしごと 時給千円
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借景は丸窓覗く月の貌 夜更くるごとに傾く光(かげ)よ
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今日もまた強烈な陽が容赦なし およそひと月雨も降らずに
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階段の 端に香箱座りして モデルのやうな 「青き街」の猫 /モロッコのシャウエン
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