目を閉じて 三つ数えてあの鳥が 飛んだら君を待つとしようか
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人が見る吾の姿は鏡とは逆の姿と知っておくべし
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新調す秋服 嗅ぎぬ我が猫ら よし安全と 体擦りつけ
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今年もね 初雪便り 待ちどおしい 空の図眺め 遠き地想ふ
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夕焼けの紅葉(もみじ)の中のブランコで三つ編みの子のほっぺが染まる
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虫喰へる庭の古木の幹を剪る 老いの仕舞ひは切なきものよ  
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すり減った眼鏡のネジは締(し)め難(がた)くレンズに傷ああこんな事さえ/上手くいかないって何
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秋茜コキアの森に迷ひ込み 紅濃ゆき湖に戸惑ふ
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口裂けの魔女にも似たりパンプキン 渋谷の街を見下ろす窓辺゛
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亡き母の太き足を譲りうけ短パン姿いまでも様に
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同性に恋した事を覚悟せり待受画面を彼のアップに
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髭の濃い黒きТシャツ着る男二十三番こちらに魅せる
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ねこたちに かーてんさんは だいにんき くるまれたりね かくれてみたり
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他のひとの歌の評価は少しのみただひたすらに詠んでゆきたい
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流れ来る演歌の歌詞を反芻し 流行った訳が分かったような
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インフルの予防接種を終わらせり雲の多い日紅葉の揺れて
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大蜘蛛が獲物見張りしクモの巣を通して見れり三日月の夜
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ママ友のさそいに急遽のっかってきゅうくつになる暦を見やる
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不知火の聞けど目にせぬ幻の歌にしあれば面影おぼゆ
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広げたる翼で空の青を斬る 醜い家鴨の慟哭を聞く
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叶ふなら深まり極む秋死なむ くらき落ち葉の朽ち果てる頃
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気づかれず我が子をいつくしむようにそばで見守っているかしらん 死
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終活に思い巡らす秋の日に 友の息子の訃報が届く
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画塾行く彼女の決意寿ぎて朝の光に熱きもの射す
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殻付きの 生くるみを ハンマーで 叩くかドライバー 使うか迷っている
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月毎の鈍痛が来た苛立ちに輪をかけるように解体の音/近所の解体
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風吹きて曇れば寒き観覧席時代祭のしんがりが見ゆ /2026年10月22日平安神宮
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宝くじ買えど当たらず嘆く妻(きみ) 個人情報ダダ漏れに汗
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夏だとて定位置に居るファンヒーターつくかつかぬか出番だ起きて!
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未来がね 見える人って 辛いよね  予測不能が 生きる力よ
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