世の中に 水と油が 混じ合う 方法がある 諦めるなよ
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軽快な小啄木鳥こげらのリズム 雉鳩きじばとはテノールで鳴く 「よい一日を」 ⑬完
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伸びをして日向ぼっこの定位置へいぬ専用です立ち入り禁止
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寝心地が良ひのか 干し布団の上 赤とんぼ 小春日和の朝/有給休暇
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この爺 みっともないな 恥ずかしい なりたくないな おいらも爺
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ここに次どんな建物たつのかな ららぽーとかな? 駐車場かあ
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ものごとを悪い方にばかり取りたがる自分を可哀想だと思う
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雪道の 峠のカーブ 右ゆけば トンネルあかく 我を吸うなり
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雲垂るるはざまに光るきざはしは天に昇るや烏帽子の岩は
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歌うたいとかマンガ読みとか変な語彙のやつとは距離を置きます
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結果的にフットサルもボイトレも一人カラオケも行かなかった
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人のことにはあれこれと言うくせに自分のことになると黙るね
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お刺身の上とか横にを添えるバイトをやっております
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たい焼きを四個貰って四個とも食べたら食べたかったと言われ
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ストールが 要ったかなぁと いふ気温 とっとこ歩け なんなら走れ>郵便局へ
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彼女なら踊ってたはずものまねの歌うたってる人の後ろで
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麻雀はかなり性格が出るよなゴルフも酒もトラブル時もか
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早朝の落ち葉なき音石畳み『論理哲学論考』を閉づ
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七日ぶり晴れ間をよそにつんと立つ 238メートルのビルなる
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大人気タマゴサンドをゲットした✌️ 手さげ持つ手もルンルンはずむ♪
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狙うのはあの目盛り米の水加減しては引いて引いてはして
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脳内の開かずの扉のパスワード「雑作もない」の一言で開き
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友の庭 一輪の桔梗立ち 深紫 冷気混じりの 細雨に濡れて
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秋晴れの通勤の朝 車窓から遥かに見えし富士の山かな
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雲走る青深き空の十月は 知らない街をさまよいたくて
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雲切れて鮮やかすぎる青向けて吸い込まれてく鳥影ひとつ
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洗濯機 小春日和にフル回転 空も涙も からりと晴れた
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遠くに君はいってしまったからさめることのない喉の熱
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灰色と白青雲に右左前後上下に飛ぶ鳥の空
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おけいはん 特急がゆく 赤い車体 冬になったら 宇治にゆくんだ
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