寂しさは濃度ますほど聖(きよ)らかなものと繋がる気がしているの
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歯が痛い 治りかけたら肩痛い 治りかけたら胃が痛くなり
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ためらわずシルバーシートに座り込む 疲れているんだ今日はご容赦
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火葬後の父の遺骨を拾うとき我の遺骨を拾う心地す
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喪失に臆病なまま逢いにゆく 鼻腔に染みるギンナンの臭い
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ヤニ臭いダチの下宿で勧めらる 五十年前コインロッカーべービーズ
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撰ばれていないんだまう米利堅(メリケン)で夢をかなえる途上となれば
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かくじつな道とかリスク持ちだして挫くんだらう松井のバット
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ミーミーファーソーソーファーミーレー そっちのヴァージンはじけた
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窓越しに歓喜の歌を口遊む小学生の防犯ブザー
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振り向いて 揶揄うように 舌を出す いちごの飴を 舐めていたでしょ?
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電気代値上げの知らせ届いたがくしゃくしゃにしてゴミ箱に捨つ
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行ってらっしゃい 口づけひとつ 手を振って ネコと見送る 朝のひととき
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肌冴えて秋ゆき急ぐ 長袖もあたふたとする寒暖辛苦
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元気ならいいんだけどさ会いたいし四谷のヤギとか見ようよ今度
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消息も生死も知らぬ盟友よ君は忘れて構わないのよ
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金葉に いと輝きて 並木道 いまひと度の 美しき夜に
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DAISOのおやつカンパニー[ポテト丸]値段わすれてポリボリポロリ
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朝夕がひんやりすると思いきや足音立てて霜月が来る
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明日やる人間ドックドキドキだ突きつけられる数値が怖い
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好きなこと挑戦するも歳重ね疲れがたまる良きお年頃
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巨人負け大谷出ないこの季節松井監督期待値マックス
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人は皆、投げ捨てられて拾われて丸くなってく小石のように
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JRの予約確認(安心してね)メール届く 新幹線乗る前の日のこと
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名も知らぬ縁もゆかりも無き神に疑いもせず頭を垂るる
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叶わぬと知りつつ夢を見ています「どこでもドア」で白砂の浜へ
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若き日の思い出辿る星月夜齢(よわい)経(ふ)れども心変わらじ
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偶然か 必然なのか 考えへば 必然だったと 思えてならず
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目を閉じて 三つ数えてあの鳥が 飛んだら君を待つとしようか
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人が見る吾の姿は鏡とは逆の姿と知っておくべし
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