矢崎
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矢崎です。

静かな夜 涙ながらに 返事待つ 赤い紙だけ 持った君には
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旦那様 手紙返さず 寝ているの 問いも帰らず うれいごとなり
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夏の花 太陽の元 咲き誇る 夜に見ることは 叶わずとても
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妄言や うつらごとには 欺かれ 被害なき世に 悲しき人よ
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夏の夜 ほんのり灯る 薄月夜 尊き世には 見えざるものよ
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紙吹雪 涼しき夏の 折り紙が 舞い上がりこと 使われたまう
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夏の川 灯りともりし 盛夏の夜 水面浮かぶ 蛍の光
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朱夏の頃 風の音色に 感情を 過ぎし日々を  惜しむ心よ
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花散れど おもいとおせば またひらく ならば思おう 叶うのならば
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桜舞う 一本道に 白色の 風を吹かせろ 春の都に
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髪なびく ゆらり桜が はこばれて かのいとし子に 貴き御色
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