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自覚なき遠慮と卑下の癖を知る指摘されずに今日まで暮らし
27
浮世なる
真
(
まこと
)
を問へば不条理も
実
(
じつ
)
なる闇夜に月と隠れし
23
白鳥のやうに美しい言の葉を残し飛びゆく人の温もり/お帰りをお待ちしています麻ださま
28
強引に
塵
(
ちり
)
も淀みも流し去り 新たな季節呼ぶ
春の嵐
(
メイストーム
)
18
愉しみて
短歌
(
うた
)
よみ心救わるる「いいね」つけるも もらうも癒し
42
月はじめ 想いあらたに 動き出す 予定ある日の 雨の朝でも
14
生成の過程つぶさに老いし顔 数多のシミの星状図のごと
10
露天の湯 楓の新葉風に揺れつばめのやうに空に舞いけり
26
連休に水を差す雨こいのぼり出せぬメーデー子はまだ起きず
7
水瓶の水を分け合う民として近江にありし工場研修
10
雨ばかり降り続く春 外つ国の戦なげいて空が泣くのか
31
チビ猫は あたらしたてむき おつめとぎ 使えるよになり れべるあっぷよ
17
配慮して気遣い保ち合う中の本音はここにとAiの示唆
22
八時半白衣に変わり列をなす雨降る朝の工場の敷地
13
屋根を打つ雨音繁し鬱々とぬめって光る長尺トタン
22
幼き日の孫動画見る かたはらの眼差し見れば 子も親なりぬ
21
ベッドカバー シワの隙間が 絡みつく 意識混濁 雨の音だけ
3
心より 信頼できる 友にのみ 打ち明けらるる 我が秘め事は
31
枕元ソーダを置けばプチプチと夜中に目覚め喝入れて寝る/?
17
寂しさを 帯びためたる 朝迎へ 冷たい雨落つ 皐月初めの日
14
公害の原点忘れてるような水俣病寒すぎる
22
婆さんはボケ、爺さんは寝たきりで介護嫌った嫁家出した
11
山に
生
(
お
)
ふるうどを好める山羊を見て
食
(
は
)
み
初
(
そ
)
めみきや古への人
9
我思う 嵐のように 素直になれば 晴れ晴れとした 静けさきたり
6
駅前の バレエ姿の 彫像の ポーズを真似て よろめくおさな子
14
風
薫
(
かお
)
る
皐月
(
さつき
)
の空に遅桜人目もあらでひとり散り失す
18
勤労の祭典が来たる 奴隷ではなくひとりの人として生きたるか
7
春雷をファンファーレとし皐月来る ひと月の幸うた友にあれ
24
麗らかな 陽光満ちし菜園に 春を告げたる葱坊主かな
27
山羊さんの切なき
短歌
(
うた
)
が胸染みる ファジーなる
泡沫
(
うたかた
)
思ひは何処に
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