落ち込んだ 彼女のために 味噌汁を 入れられたので 今世こんせおやすみ
4
青梅行き 乗ったことはないけれど、 会社ではないどこかへ連れてけ
5
雨ならば 積もらないから降ってよしと 口では言うが やはり冷たい
13
幾種もの野菜を刻み煮るうま煮味見の最初は雪ちゃんの里芋いも
30
蛙くん井戸の桶から外界へ人の手すり抜け「さぁ冒険だ!」
17
バス停のわき公孫樹イチョウ黄葉こうようは 今年見納め 今や切り株
26
冬景色 白くかがやく 山々に 見慣れた里も雪化粧かな
13
はじけたり 小晦こつごもりは 突然に 嬉し悲しき 孫晦まごつごもり
15
いつまでも生きていないと鳩の群れ見つつ冬陽に定命思う
13
ねこ用品 買い出しが先 にんげんは あとでよいのです また行くのです
20
すき焼きに  ネギは入れるの  要らへんわ くだらんことを  どっちもどっち
7
さいぼしを馬肉と知らず食べた今 競走馬のこと見る目変わるな
7
生芋のもちもちを捨てらくせんと冷凍で煮しめの罪悪感
25
混雑す 車内の空気 大荷物 目からも忙し 我は落ち着け 
12
師走来る よわいまたひとつ 降り積みて 鏡に写りし 長き眉そっと
8
あさっては きのふのやうな せうがつを むかへるらしき けふ、こつごもり
16
中途半端な施しはまういりません指先だけが開いた手袋
11
いよいよ明日 年の瀬となり おせち来る 冷蔵庫内 スペースあるか
20
朝カレー してみたかったが 年内は 無理かもしれぬ 今朝はアップルパイ
16
くもり空 ちま猫ちゃんは ねむそうで まどぎわさんで すやすや・ねんね(本日、今年ラスト通院)
17
年の瀬に 風邪の神さま ひょっこりと お蕎麦もお節も 無い年末年始としこし
20
朝イチは 体操しないと はじまらぬ けんぶつのねこ うろうろしてる
22
土日月わたしが何をしてたのか誰か教えて今日は火曜日
25
無機質な スタンプだけの やり取りに 虚しさばかり 募りゆくなり/でも…止められない惨めさよ…
14
君からの LINEライン届いて 心弾むけれど…君の本心ハートは どこにある?/ 表情も欲しい 欲張りな私
10
クリスマス 年末年始 独り身に 辛いイベント 続けざま止めて!
10
床の間に 松と大きな 菊飾り 家族の声を 聞く年としたい / 抱負
40
にぎわいの朝ラーメンのお手元に「蟻の思いも天まで届く」
11
今頃は父はごきげんコップ酒 母はふきげん?お煮しめ煮てた
15
迎えたくなき晦の朝迎へ孤独恐れて布団に隠るる
11