澄み渡る朝空のした 何故俺は司法書士さんと揉めてるのだろう
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過ぎし春 杖つき歩く母に添い 見上げた桜 やがて咲かんとす
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パーカーのフードの部分のにおい嗅ぐ。これ部屋着だから、全然セーフ。
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甘夏が微妙な風味の一個でも全部食べきる貧乏性よ
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北風の冷たさ今日は有り難し 我が家九階までの階段昇りつ /エレベーター取替工事十日間
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米洗い 醤油と味醂 雑に入れ 炊き込む飯の 匂い馨し 
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寒い夜 春は近いと 知りながら  肩をすくめて 高い灯油を 
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夕食は醤油かけご飯のみと言う君をおでんでもてなす二月
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ユキヤナギ 満開に咲く 通勤路 冷たき風も 柔らかになり
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うしろ髪 しなやかに揺れ 艶めいて 匂い爽やか 気もそぞろ
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人としてどうよ!と叫ぶ衝動と何かがあったと思う憐憫
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卒業の袴姿を見せにくる孫に時間を合わせる前夜
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いいね👍️きて 皆さんブレダウしってます☺️? 遂に私も シルク・ザ・デビュー✨️
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そうでス わたスが へんなおじさんでス 税、納めてまス 職、就いてまス
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り気無く席を立つ青年ひと 礼をせしおうなの声 気持ち良き車両
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此処に吹く 日暮れ時の風 停滞し 灯もともらずに 主なき家 / 地方では当たり前 わが家も何れ
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水明かり 山紫に 空茜 旅路に光る 風のささやき
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駈けてでも拭いにいくね 私と出会う前に流した涙をぜんぶ
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残雪は 風を味方に へばりつき 春押し返し 子をまもりたる ※「子」 雪の下の草や種子や生物
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遮二無二しゃにむに 玉ねぎ刻む 滲む涙 そのせいと自分に言い訳しながら
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津波から逃げる人々の映像「逃げて」と願う十五年後も
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信号に西日が射して赤青黄分からぬままにままよと進む
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君たちはいつになったらいなくなる冬越たらしカメムシに問う
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若人わこうどよ 無闇矢鱈むやみやたらを 恐れるな  みちを守れば あとは自由だ
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幼き子 母生き写しと 言われども 柔らかき髪 父を写せり
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東京は駅でお土産買えるわよ。それって多分駅弁だろう?
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不可能を墨で上塗り葬れば焼かれし辞書の生き生きとして
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山手線回ってるから大丈夫。外と内との違いは知らない
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東京の部屋の相場は高くって時に食品投げ売りをする
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群がってディズニーランドの謎を聴く『弁当あったら没収なのよ!』
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