チョコ入りのヨックモックのシガールのカロリーを見て涼しさが増す/四本たべた
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桜から 躑躅ツツジに薔薇と 順に咲く 春のもたらす 花の輪唱
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古希過ぎて今更始むおさらいは GASというらし 言の葉の海
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ちま猫ちゃん だいじゃーんぷ!をして てーぶるに みんないる土曜 てんしょん・たかめ
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わあ吃驚ビックリ 夜食に焼きそば食べた痕跡あと 旦那よ焼肉はなんだったのか
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昂揚してなかなか寝付けんかった我 もう引退かと思ってたから(某音ゲー)
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肝っ玉母さんの様なヘルパーさんどうぞよろしくお願いします
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ハキハキと合わぬ入れ歯で話しおりテキパキ仕事こなすヘルパー
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すれすれに水田に姿映すごと飛ぶ子ツバメに来る夏思ふ
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ねぎ切って指まで切った1日目何をするにも傷の有る指
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雲低く 泣き出しそうな 空なれど 雨には遠く 紫陽花の咲く
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水を張る田にはねを閉ず白サギの首長くしていのちを狙う
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隣家より子どもの声の届きたり パソコンのキー打つ指止めて
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やさしくて甘い思い出だけ食べる 金平糖が弾ける夜に
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鶯の春へと帰る声のして振り返り見る紫陽花の花
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庭隅に黄のガザニアの広がりて 初夏の陽と風 吾も受けて佇つ
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本能がくすぐられるか三匹の愛猫窓辺で蝶を目で追う
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木々の間にいつしか苔はむしりけり黄色い花を静かに咲かせ
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悪業を重ねる民はまたいつか苦果を受けねばいいがと思う
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冬眠より覚める間も無く受難なり用水路に浮く息絶えた亀
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真っ黒いふにゃふにゃバナナ不味そうと思い余ったカレーに入れた
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特別で何気ない日々数えては 歳と幸せまた増えていく
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「詩」という 得体の知れぬ言の葉の魔法を今日も 味わい尽くす
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金曜を終えて一息ついてまた 夢を叶えるための旅路へ
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寒暖差昨日夏日を分けてくれ今朝の寒さにストーブを焚く
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ラフランスゼリーはどこと冷蔵庫ピィピィ言わせ探し続けた
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ぴちゃぽちゃとまた始まった水漏れにめんどい場所の嗚呼ああ⋯止水栓
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あさひかわ 菓子博なんか やらないで 饅頭一個 しか食べられない / PR短歌
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汗ばんだ初夏 心地よき通勤バス 弱冷房の気遣い嬉し
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パンのため老いの囀ずり始む朝 草抜く背には夏日が待てり
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