カボチャにも主役の時が訪れし畑の隅の終わらない夏
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小さな宇宙 赤子がはりきる有象無象 どこまでもどこまでも無我
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酷暑日の小さき店舗のジェラートが羽ばたき売れて店子大汗
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指が攣り飴の袋を口で裂きばら撒きミーと笑う酷暑日
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炭酸水ほれ炭酸水冷えてるねパシュッと開けてゴクリシュワシュワ
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老婆売る泣くな下北鉦叩き行方不明の弟と鳥(混ぜ混ぜ)
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我に言う自分で蒔いた種だろうハートを注ぎ面倒見ろよ
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朝食はレタスの緑ハムの赤たまごの黄色トマトなくとも
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真っ直ぐにすくすく育つコスモスの苗から学ぶ夢見て生きる
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暑き日に蕾の育つサルビアの花待つ我は原始人かも
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夢を抱き明日へ歩み来る朝の陽は変わらずに綺麗と思ふ
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ゆで卵初めて食べた石器期の人と同じに美味き夜かな
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夜の間に遮光ネットを屋根へ張り花たち守る明日も酷暑日
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「待ってロミオ」「どうしたんだジュリエット」「ちょっと大きいほう」「ゆっくりしといで」(例)
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価値観の合わぬ存在感ずれば増していくなり身体の痛み
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排便は性別美醜を問わず来る 恋物語の最中さなかも然り(論)
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涼し夜に夢が膨らみ桃色の花咲く今朝のゼラニウムかな
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幾日か雨が続くかススキ梅雨書き込み多きカレンダー見る
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耳元のぷぅんとふ音にめざむれば蚊取りをとりだし短歌(うた)などよまむ
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二ヶ月もまなこに澄みし朝顔をつれゆく風に祈りをのせる
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父母ふぼ逝きて 遺せし庭木の手入れして 繁れる木々に難儀覚えし 
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今は皆花火に集中してるから男同士でも手をつなげるよ
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空っぽの 話題と相槌 繰り返す 君が返すから僕も返すんだよ
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この話 LINEで送った ハズやけど 会って話すと ウケが違うな
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ぐるぐると みちにまよって いるおれを カウントしている バイトのがくせい
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月失せし 西の山端やまは 眺むれば 残るは星と 我が吐息のみ
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影踏みて 行けど進まぬ の道に 迫る薄闇 月の入り行けば
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地を這ふと 見まがふばかり 赤き弓 つくよみ引きて 西にいるかな
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居待月ゐまちづき かざしにせまし 長月の 赤黒きゆゑ 知る由もなし
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白い花咲かせて薫るバジルとは息子が初めて愛でた鉢植え
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