蒼い月
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つれづれなるままに詠みます
Xに既発表のものもあります

すっぴんで胡座で啜るカップ麺 あなたは好きでいてくれますか
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またシャンプーだけが先になくなって わたしはいつも残される側
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神様にふたり一緒に綴じられて 二度と消えない傷痕あとが残った
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憎まれていいから忘れないでよと 願ってしまう夜もあります
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紫陽花は内緒話をしてるみたい ちいさないのち 寄り集まって
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片恋を抱きしめたまま眠る夜 夢で君には逢えなかったね
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諍いの後の気まずい車内にて カニ食べ行こうとPUFFYが歌う
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夕立が降り出す前と さよならを言われる前は どこか似ている
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越してきたばかりの街の定食屋 案外美味しかったアジフライ
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「おはよう」を背中越し聴く 君の声 どこにいたって聴き分けられる
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父方の祖父から届く箱詰めの梨の甘さはもう遠き日々
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忘れようとしたはずのひと それなのに 風の噂に心が軋む
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わたしとは三度祝った誕生日 今年は誰と祝ってますか
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年下のくせに わたしがブラックを 飲めないことをからかわないで
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「彼女」ではなく「恋人」と友達に わたしのことを言う君が好き
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泣き顔を見せるのはまだ怖いから 君と見るのはアクション映画
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やわらかに笑う貴女あなたの皺に見る 過ぎし日の笑えなかったこと
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断捨離が苦手なわたし だからかな あなたのことも抱えたままで
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わたしたち 線香花火の恋だった 小さく咲いて ぽつんと落ちた
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わかってる、いつかは君を忘れ去り また恋をする、それでも今は
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夏風が連れてきた恋だったから 連れてゆくのは秋風だった
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びゅうと鳴る風に言葉はかき消され 君はあの時何を言ったの
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五月雨に心乱れて燕子花かきつばた あなたのせいでしとどに濡れる
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灰色の日々もあなたがいるだけで 透き通ってゆく、はつ夏の風
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アルペジオ爪弾く指に見惚れてた それだけでもう恋をしていた
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もう好きじゃない振りばかり上手くなり 友の顔して交わす乾杯
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今すぐに海が見たいと思っても 電車で二時間掛かるこの街
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想い出の中のあなたの微笑みは ご都合主義の夢なのかもね
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Paranoid Androidのイントロの ギターがずっと下手だった君
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やわらかな夕暮れ色の君の声 円周率も詩にしてしまう
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