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交差点 行き交う人の 流れには ふんわり優し 風も
纏
(
まと
)
ひぬ
27
玄関に蝉が転がり落ちている
(
嘆きつつ ひとり寝る夜の 明くる間は
)
いかに久しき ものとかは知る 053/100 右大将道綱母
11
夏空の 下ではしゃぐ 子どもたち それを見守る 入道雲かな
8
夏の宵
濡羽
(
ぬれば
)
のドレス
﨟
(
ろう
)
たけて我を見つめる黒猫ひとり
15
てっぺんで 夕陽に染まる 街並みと 明日の平和を 静かに祈る ・今日のお題「観覧車」
5
羊から 鶏になる 午前三時 枕投げ出し 天井仰ぐ
5
明け暮れをいつものことにしたい僕 特別な日にしたい君いて
10
立ちくらみ 座り込む程の 酷暑なり 焼けつく暑さ しか知らぬ夏
19
今がただ楽しくてでもいいのかな。君もどんどん変わっていくし。
9
根を絶たぬ悪しののこりがくのえかう鳶舞ふ空にいらだつこころ
3
こんなにも進んでいたとは炊飯器 あなたのおかげでご飯おいしい
12
夏休み 時を忘れて 遊ぶ日々 アイスと共に 溶けてゆく時間
6
例年はお盆過ぎれば秋の風何時まで続く猛暑の夏は
6
隔月に郵便局に開業を待つ
老人
(
おいびと
)
並ぶ年金支給日
6
去りし人 せめてこの場に歌だけは のこして欲しいと 願うは吾のみか /由ニ様退会
20
時短でも 帰りはなぜか 遅いのだ 育休なんて ただの幻
12
壁に咲く青いダリアに似た花よ ああ永遠(とわ)に露草にも勝てぬ
9
手でバチン 巧みにかわす 小蝿には 無茶腹が立つ 次は捕らえる
13
簡単に包丁入る南瓜だと美味く感じぬこの世の不思議
9
夕暮れて 雲間広がる 夕焼けは 誰か待つらむ 紅色染めて
6
炎昼
(
えんちゅう
)
の熱気をまるごと飲み込んで 地冷える間も無し 晩夏の熱帯夜
17
ふたつ声 はまって一年 埋まらない 四十七に 聴く声ひとつ
3
花の香に酔ひし異国のコオディアル 口づけたあと曇るギヤマン
3
ちさき花千日紅も陽に燃えて晩夏の庭は最後の
宴
(
うたげ
)
12
いまさらに結婚じゃなく嫁に来た 冷房の温度折り合いつかず
23
繊細な花びらをつけ陽に向かう百日草は
笑
(
え
)
もうがごとし
8
Wi-Fiも家電(いえでん)も繋がらぬ夜 22時寝るなぜか幸せ/電波障害のあった夜に。
9
読みもしつ 読まれもしつる かの日々を 辿るすべなく 去り給ひけり /由二氏アカウント削除
13
常ならぬ心の常を持てと云ふ人の心は常ならずして
5
百年も 鳴いて鳴かされ ほととぎす 名ばかり売れて その声覚えず
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