台風の四兄弟の弱れども長男(このかみ)猛る東シナ海 (2026/8/25現在台風18号・19号・20号・21号)
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いつだって話せる君にだからこそ言えぬ想いは綴りポストへ
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青蜜柑あおみかん鈴なりなって真夏日の白い光と葉叢の陰と
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近況を弱々しげに書くつもり 同窓会には欠席します
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病院の入口へ駆ける人の目は なにもうつさぬいつかの私
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声が消え急に静かなこの部屋でまだあたたかいソファに沈む
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ぜつの無き風鈴 その声も聞けづ 吊るるまにまに 夏は過ぎゆき
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軒下に吊るるまにまに 冬を越へ ぜつを失ひ 鳴かぬ風鈴
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八月末のマッサージチェアに沈みたる肉は波打ち子らは駆け去る
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何もかも自分の物にしたがると嫌われ者になると思うが 
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墓碑銘に触れて確かむ霧の指 涙にかはり石を濡らして
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若冲の絵より脱け出す鶏頭よ 絵師の狂気を宿して歩む
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埴輪の眸(め)濡らす夜霧や百舌古墳(もずこふん) 星のあかりの滲む寂しさ
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しがみつく執着あはれ蟬の殻 空(くう)の重さに身を震はせて
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終わりにはやはり聞きたいヘビメタなミンミンミーとツクツクホーシ
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ひとりごと。解読できない歌ならば、それは過去から進めぬ枷だ。
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銀河濃し小瓶に眠る星の砂 波の音さえ閉じ込めしまま
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横になり ねこのシッポを 眺めてる うしろすがたは お団子のやう
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トンボ舞う 雲の額縁 切り裂いて  轟音引きて ラプターの飛ぶ 
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夏の日の 雲に隠れて 野を渡る  涼しき風の 辿る東野
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上弦の月左の乳房は君のものだって輝く右は我が物
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 上弦の月左の乳房ちちは君のものだって輝く右は我が物 
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お賽銭電子マネーは多分ダメワケを問うてもうまく言えんが
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消費ではなく投資だと言い聞かす 百万円超えインプラントに/悩んでます
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添えられる善意優しさ胸の内封じ込めたる愛と懊悩
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お焚き上げのつもりで恥をかく日記助詞をぜんぜん分かっていない
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ピンクから白へと移るウツギ見てそれを微笑む奥様ありて
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弾むよに連射で射抜く受話器声いつの間にやら捕虜となりけり
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かりそめのうつくしさなどほしくない だってわたしは天使ですもの
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いかないで。嘘でも綺麗な可惜夜あたらよは、明けないままで止まればいいのに。
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