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何もせず
時間
(
とき
)
やり過ごす日々ならば 今日の一日あまりに長い /夏至
23
どちらも大切 にもかかわらず ラベルは必要 幸せのための 曖昧さ回避
4
決戦は甥も日本も今日なれば無事を祈りて大神詣で
10
ながめ降る白詰草の濡るる日にこずゑの鳶も羽を垂れにけり
16
歳
(
とし
)
増へど気質さほどの変化なく飛んでた友は今も飛んでる
35
物憂げな 仕草を見せる 雨模様 鼻孔くすぐる 哀切の道
6
お祭りに酔ひし父さんなだめつつ向かう家路に遠き夕焼け
31
アンテナを上げむと屋根に登りしが足がすくみて何もせず降る
10
雨音の闇夜に浮かぶ赤き葉を流るる水と詩に掬ひぬ
30
重き荷を 一つ下ろせば又一つ 難問出づる世の常ならば
27
セーターを 着ているひつじの ぬいぐるみ かわいいだけじゃ 生きていけない
6
おじさんが どこからともなく やってきて どこからともなく ハトがあつまる
6
言い訳を つらつら並べ 見たれども 逃げてるだけと 気づいてしまう
14
留めどなく 夜来の雨に 流されて 明日は会える 焦るなと云フ
9
機微知らぬ ロボットなどに 看取られず 森の中にて 土に帰したり
16
継ぎ足して 飲んでいつしか 五合目に 命の水は 命削りし
16
戦前が 霊の如くに つきまとい まだ遠かりし 戦後復興
15
テロなどは 指一本と 声ひとつ 先進国の 課題ありあり
12
現実か 夢の続きか わからずに 昼間見た夢 続きはあるか
14
寄る波に何が潜んでいてもいい 冷たい指をそっと絡めた
10
還る雨 土を満たして 恵みたる 飢えを満たして 巡れる
生命
(
いのち
)
13
鉄柵にスネを強打し痛すぎて猛烈に今感動してる
15
掻き分けし霧は微風に消え去りて新緑の満つ稜線へ立つ
22
打つ雨に百日草の百本の芽の静けさへ夏を恋しむ
18
良き時の過ぎるの早く手を取りて君と夜道へワープしている
11
ご飯食べましたか?にはい食べたよと返事が出来て別腹温む
15
ソーダ割り麦焼酎にスティックの胡瓜を入れて思う鮎釣り
18
頂いた鮎の骨抜き手間取れど十本出来た姿寿司かな
17
餃子旅浜松駅のすぐ近く浜太郎にて十八個食う
8
もうずっと孤独に漕いでいるつもりだったよ 二基に照らされるまで
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