うちのパパ 女つくって 出ていった 小2女子の 打ち明け話
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まだ寝てて起きてこないで蝉たちよ 夏至という字の憂鬱な響き
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久しぶり大宮駅に降り立てば 何気に東北本線探し
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人生は負けて通れと父の弁負けっぱなしの人生かもね
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ボケたのか 「鉄道のまち大宮」の最初の二文字が『飲酒』に見える/いえ、老眼です
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ミシン踏む母の背中は揺れており 針折れぬよう息をひそめて
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嫌なこと 寝たら忘れる 俺の脳 マジで有能  これぞ才能
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車窓から 流れる小川を 眺めてる お腹が空いて 昔を想う
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ごきゅごきゅと辛酸飲んで今日は夏至だと知らせるカレンダー
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白猫を模した物入れ 目にすれば 長女猫あのこ思い出し 目頭熱く
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君想いし 雨空見上げ ぼんやりと 雨音聴いて 途方に暮れる
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キオクシア十万円になろうとも我が米櫃の米は増えまじ
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ジャンプ犬 待ての一言 よだれ垂れ オーケーの声 むしゃぶりついて
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円らなるちさき青柿雨後の陽にキラリと光る青葉の陰に
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阿呆乗るガタゴト響く一等でウヰスキイ飲み不浄に立てず
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大谷に 第二子誕生 祝福を マトリョーシカのごとき賑わい ・お題「マトリョーシカ」
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退職の 送別会も 流れゆき 帰路の夕陽に 咲かぬ花束
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銀の鱗 月に映えては 舞い上がり 一瞬の光 星と交わる
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昼一番長い夏至の日で父の日で梅雨で日曜で掃除の日なり
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降りしきる雨の重さにあらねども歳ふる髪は波を打ちゆく
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疲れてる箸の上下が逆じゃない 慣れない長旅今日は帰るよ
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ぎょうさんの 篠突くしのつく雨が 降りしきり 地球がのまれて まうかと思た
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朝早く出かけて未だ戻らないどこの軒下猫雨宿り
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武蔵野線☀︎京浜東北☀︎宇都宮 旧友の住む街へ二時間
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本降りにそれでも鳥は空を飛ぶ何処へ向かうか霞む山影
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荒れた庭 見え隠れする 麦わらの 夢の中でも 顔見えぬ父
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奔放に生きて ひっそり旅立ちぬ 僅かの記憶 手繰る父の日
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駆け寄って両手合わせてぴょんぴょんと 待ち合わせすら若さは可愛い
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ふわふわと 記憶の檻を 彷徨えば 白昼夢のよう それもまた夢
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次々と傘が開いて去っていく濡れつつ頭上げない女将
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