「膝栗毛」読んで魂消るおおらかさ 江戸の昔の売買春は
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「あはは」とか「わはは」とふ笑ひ声 「ヲホホ」と笑ふ江戸じやろふ女郎かな(江戸古文にハマる)
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収穫祭復活祭とか流行りぬる 盂蘭盆会やらクリスマスやら
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オリーブの熟れる頃なり散歩道落ちた実拾えばポケットいっぱいに
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壁むしり食べようとしたこともある街も時代もかたきであった 
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運動会入り口傍の道端で親かと問われるそんな年頃
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幾日も練習していた児童たち雨止み嬉し運動会
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寂しさと 寒さ増す秋 衣増へ 蝉の脱殻 落ち葉に紛れ
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吹く風はメタセコイアの高みなる梢に冬の気配運びぬ
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半歩ほど離れて歩く距離が好き熱帯びぬまま永くとどまれ
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意もかけずテレビ手放す 願わくは秋の夜長に三十一みそひと詠わん
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auは圏外 秘境の田舎道 通信という 手縄解かれ 
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秋晴れの 岡崎の街 風にのり ジャズが流れる 大人時間に
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天性の会話上手に乗せられて気づけば楽しく八割喋る/聞き役崩壊
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ねこたちは おみずもらったり ねんねしたり たまにおひざで あきはゆうぐれ夕暮れ
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女子に聞く 「女のコと仲良くするにはどうしたら良いんですか?」 と問うと 「私達は自画撮り目的なんで出会いは求めてない」との回答 17歳から 新たに学ぶ53歳 ハロウィンの夜
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食欲で 寿命を繋ぎ 生きる意思 傍にいる意思 伝へる愛犬/十七歳六ヶ月
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「ズボラーナ!」「何それ?」「知らない。」 『サボリーノ💡』 実家の会話、毎度脳トレ😂
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世間から置いていかれた気がしてて 今日は十月じゅうがつ三十さんじゅうにち
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クマさんがお待ちなさいと言うけれど喋る個体は危険らしくて
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右ひざの カサブタ剥がす 俺を見て プロファイリングを し始めるキミ
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まばゆさに 空見上げれば 煌々と 月が照らすは 地球の闇か
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夕暮れの雲は わんこに見えました そういえば今日は ワンワンワンの日🐶
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忘年会口先だけの無礼講 だったらあの娘にハートブレイク
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窓開けて 叫ぶ友共に 笑い合う 怒られるまで セットで青春
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白鳥の家族は声をかけあうが 僕は家族に声もかけない
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ドジャースよ 首がつながる エースかな あとはShohei 頼むぜバット
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デジカメで 赤く染まった コキアから 空を望めば 芸術の域
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好きになれ 何かを好きに なったなら とことん愛せ 幸せのコツ
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誰からも好かれたいとは思ってない 隣に君が居てくれたなら
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