世界など 人身御供「S a c r i f i c e = 犠牲 」で 成立し 先逝く人に 花を添えたる
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カタバミの球根芽吹き咲く花の桃色揺れて朝に輝く
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グァテマラを手動のミルでテント内香りの満ちて目覚むる深山
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勝ちを得て笑む侍のサッカーに日本も和み明日の灯を抱く
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ひと月で挿し木挿し穂の鉢植えが六十になり窓辺優しき
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大波の波涛の白き指先で富士を飲み込む如き北斎
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いにしえを開き明日の種を抱く花へ心は絶えずたゆたふ
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三畳の部屋の小窓のそよ風に並ぶ挿し穂の冴ゆ緑かな
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白球に 全てをかけた 球児らに 声枯らす夏 また訪れる
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花を愛でたい虫はいらない ピンクと呼ぶには濃すぎた鬱金香
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諦める 通り過ぎてくフライバイ 君だけの宇宙を大事に
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寒天とゼリーは似てて非なるもの私とあのも違うとわかって
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どうしてか忘れたいことばかり覚えてる 忘れた方が幸せと知っても
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報われたいわけじゃないけど だからといって報われたくないわけでもなくて
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いつもより 早く出なきゃと 早々と 寝る準備する けど眠いだけ
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一人での夜が寂しいことをいつ知ったの 誰に教えられたの
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一人での夜は寒くて寂しくて毛布に抱かれて目を閉じるだけ
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言葉では 表しきれぬ 淡淡し オレンジの薔薇 見せてあげたい 
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好きな人鼻の穴まで愛せるかつむじ禿げても愛しています
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いつの日か透明になる僕たちへ ライトを浴びて花束むける
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畝傍山 仰げば見ゆる 橿原の 遠き昔の 空の青さよ
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橿原や 人は変はれど 夏風の 吹く音ばかり 昔なりけり
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橿原の 野辺の霞に まぎれつつ 帰らぬ春を 惜しむころかな
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畝傍山 木末こぬれにかかる 朝霞 晴れゆく如に 思ひあらめや
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君見ればき世も晴れて咲き渡る椿つばきの花の色ぞ変はらず
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橿原の 野辺に立ちゐて 春風の 行方もしらに 人を待つかも
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無力だな そんな自分が 大嫌い もっと大人に なれればいいのに
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ままならぬ右手を見つめ「そのうちに」皿一枚も洗わぬ夫へ
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父の日におめでとうとのメール来るありがとうとは言えないのかな
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もし我が モテる男 だったなら 君の辛さに 寄り添えるのに/そばで話を聞くことしか出来なかった
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