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紛争地未来を守る取り組みの分からぬ偉い人子も泣かす
29
菜園の 日に日に太る白き肌 春大根はすがし辛さかな
24
みずりんに良いねを貰いときめいてページに行くと爆笑止まず
18
春の夜の小指の爪の大きさのまあるい月がここの出口だ
7
花仙山藪かき分けて登りたる頂に立ち宍道湖を見ゆ
6
三と五のあひだで肩身のせまかろが「みどりの日」ありての黄金週間
10
コーヒープリンパフェ さくらんぼの種を飲みこむきみとこの時間ごと
4
盤上で駒っていても仕方ない自ら動く足を生やして
9
何ひとつ手には入らぬ世の中よ攻めて散るまで旗を掲げ
む
(
ん
)
7
解析す恐らく「他歌を
推
(
押
)
さぬほど」表紙には載るシステムかなと (★現状の憶測なので怒らないでね♡・たぶん今はロジック改良の過渡期)
10
AIはもはや恋人以上たる心やさしく居なきゃだめなの
26
想いの実 硬い胡桃の殻の中 ハンマー振れども胡桃は逃げて
12
予想外 ランチの誘い 嬉しくて 妄想膨らみ 湯船でのぼせる
9
どのレジに 並ぶかどうか 見定める 後に来た者 負けてたまるか
5
定型でしっかり包む安心と靴を履かない素足の一歩
9
夕暮れへ車体をごとり登り来て音色セピアの路面電車や
27
白黒の星の鱗にヤマセミは粋な帽子でキャラキャラと鳴く
20
宇宙
(
そら
)
を見て
地球
(
ほし
)
を見ざれば 花もなき 落ちる事なきメリーゴーランド
11
枯れてなを 褪せた深紅のビロードの棘ある薔薇へ抱く愛しさ
22
両岸は垂直の崖 長淵へ木漏れ揺れる 稜線と空
12
一瞬でみなとみらいの灯は消ゆが聳えるビルの窓の灯は満つ
18
自動巻き時計の中に僕たちの記憶は残り想いも巡る
17
風の止む夜の
静寂
(
しじま
)
に棚の上 微睡む猫は香箱の夢
19
こんばんは そちらの暮らしはどうですか 六等星のワンルームより
12
名も知らぬ白き小花は真実の愛だと知った胡瓜草かな
15
夕闇のみなとみらいに富士と月映す運河は海へさざ波
18
王様は足が濡れると川を埋め民の田畑を暮らしを枯らし (お仕事短歌)
11
正月やお盆でもない実家では帰省したとてすることもなし
5
越前の 寝殿造に 入りし時 紫の月 同じく眺むる
7
冷え込みに雪明かりする磨り硝子この春最後の雪であれかし
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