キャスターの 顔を見てれば 察し付く 自由な国の 枠は狭まり
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猟奇的事件のたびに犯人じゃないだろうねと母から電話
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苦しみが 少しは癒えて その力 名もなき人の 支えになりぬ
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⚫︎⚫︎射抜⚫︎きし ケルベロス 「⚫︎地獄の番犬」 和解取り持つ 鳥・馬・虎「⚫︎風水思想…」
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殺したい人と死なずにいてほしい人が同じ名前をしている
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きらめきてくらゐほこれど玉匣たまくしげけばその身ぞ糞袋くそぶくろなる
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如何にする 話し合いなり 殺し合い 繰りかえされる 歴史なりせば
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左手の指にちくんと蜂か虻ふり振ったがやましさ残る
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文盲は他人が編んだ辞書に媚び 望まぬことと知っているのに
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歳取れば読み返すのは「津軽」のみ 少年はただ背伸びしただけ(桜桃忌)
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言霊は どんな気よりも 強力で 大和言葉に 幸い宿る
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きみがいる世界をついとスクロール息吹き返す木漏れ日となり
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お父さんメガネはかけたままがイイ 取ると変とは言わないけれど
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たたみ皺のばせば子供のぼくがいて 光放った 衣替え、夏
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水割りのグラスの底に沈めたる 桜桃の艶哀しみの色
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生豆の焼かれた幸の宛先を知るや〈南方郵便機〉店
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束の紙綴じさせるよに我を説く 曲がって留まるホチキスの針
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公園にトランペット吹く子いて 氷一片 頬にあてたし
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使わない 大きな皿を セカンドショップへ 新たな場所で 輝けと願う
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出囃子がずっと鳴ってた 弟子入りを夢見て寄席に通った日々は
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終章の筆乱るるに はからずも詫びるあとがき 余白にあそび
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捨てられず 否´ 捨てられぬ 植木鉢 物に宿りし 思いもありて
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大自然鼻で笑うか壊滅を人消えてなおマグマグツグツ
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この世など無くなっちまえ愚かならせめておいらは意地でも泣かぬ
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黒南風に白詰草の揺るるとき黄鶲の羽光をまとふ
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梅雨の傘 抜け落つる水 沁み入りて 天の心と 吾は等しき
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恥ばかり 置いた気がする 約百首 自分の言葉 探しあぐねて
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金ヅルの旨みあるうちゃ大丈夫そんなところか世界情勢
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憂き世こそ なおさら生きる 言の葉は 無力に見えて やまとうた なり
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胃袋を嚥下 セグメンテーション違反です!体を0へと私が告げた
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