別れの瞬間とき 消えゆく車体 ホームにポツン残されし祖父母 手を振り続け
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GWゴールデンウィーク 街の袂は 閑かなり とぎれとぎれに イベントの音が
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ランドセルに手足が生えて歩いてく後ろ姿を送る幸せ
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旅の帰途 車を停めて 郊外の 満天の星 かわず鳴く声
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深夜便 五木寛之氏の言葉に 励まされ 今日を生きゆく 朝餉あさげを支度
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あいにくと持ってないなあ正論をシラフで吐けるつらの皮など
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歯ブラシの 替え時さえも 持て余し 日がな一日 旗日が終わる
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朝焼けに映える水面は穏やかで水平線は空と解け合う
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徳川園 杜の池泉を眺めひてお武家気分で茶とちまき食む
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青ネギを トントトトンとみじん切り リズムに乗って始まる今日の日
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文は武に勝ると信ず叡智こそ灯す明かりに闇を照らせり
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富士の湯に噴火の如く泣く子見て想い巡らす我も子のとき
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軒下に 燕飛び来て巣作りの 風の優しき初夏は来たりぬ 
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悠々と あぜ道渡る猫映し 田の水ぬるみ植え付けの時季とき
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ゆっくりと君と寄りそい歩く舗道みち 君も夢だとわかっているよう
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野良猫に こっそり告げた サプライズ キミが知ってて 俺が驚く
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失敗に花束をまた人生は挑戦続け青春にする
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海に毒怒り七十年今もエレジーずっと反戦歌だね
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「いいね」とか 「人気の歌」に 囚われず 表現したいことを表現できる、豊かさ
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離婚して生活保護で居るけれど我が子が元気と知ればいいんだ
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溢れ出る 承認欲求 小分けにし 爆発せぬよう Utakataここで発散
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母さんを抜いて焼肉行った事律儀に隠してもう、平気だよ
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ちょっとだけ塩味の強いフォカッチャの昨日焼いたの今日持ってった
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連ドラに週を経るほどのめり込む哀しい女「まぐたら屋のまりや」
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とりどりの 歌風がありて 生き様や 価値観たちを おすそ分けされ
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いつの間に サイトの仕組み 変わってて 並ぶ歌々の 新鮮さに触れ
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冷える夜に君の手の熱 離さずに 歩くけど もう 君の家だよ
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駆け回る子猫は茶トラけらけらと母も追いかけワルツのお庭
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手触りは羊の耳と似てる葉のラムズイヤーを撫でる寒き夜 「ソルトプラント系」
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たぶんもう 知っているから傘をさす 雨が降ったら、雨が降ったら、
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