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墓前にてマッチ売りの少女演じ無邪気さ焦がすこどもらの夏
8
ユーモアがこんなに大事と気づかされ 君は無理かな?でも頑張って
9
生き生きと 意識して生き 生き生きと 意識し過ぎて 生き生きと死ぬ
4
歳重ね 我が髪いつしか疎らなり 嘗て密林見る影もなし
20
味のない 野菜炒めが なかったら ポン酢をかける こともなかった
4
二度と会うはずない人とすれ違う一瞬吹いた風のようだ
13
キミとする 映画談義の 注意点 内容よりも 誰と行ったか
4
合わぬ奴不審な奴を見極める外れぬ直感信じて生きる
3
雷が怒りをあらわにやって来た怒る気持ちは充分わかるよ
3
一言も キミは言わずに バスを降り 少し慌てて ファミマに消えた
6
またねって言った後味消したくて ミントと酒で全てを流す
5
「おいしいね」太陽みたいにまぶしくて頭の痛みが解けてしまう
5
二百ミリ上できれいに笑うから 風鈴の音やっと聞こえた
5
いづれ消えゆくものに背負わせるにはこの星は大きすぎるかしらん
4
■■■■と言えぬ鬱し世ならせめて■んでいいよと言って
やりたい
(
ください
)
4
生きて ほんとにただ生きて 出会って通り過ぎ去れば 会うのは来世のこの街で
2
つらいとき 見つけてくれた君だから 君の闇を照らす星 みたいに君を愛したかった
2
夜気
(
やき
)
切り裂く 稲妻雷鳴 怯える
愛猫
(
きみ
)
寄り添いながらじっと鎮まりを待つ
18
私の欲しかった幸せ そんなものよりただ君の 世界が色付けば幸せ
2
診察を 終えて次のアポ お辞儀して 先生元気で 笑うありがと
3
目覚めたら 「おはよ」って言う君がいる そんな幸せ夢見たの
2
愛された 時間がきっとあったから 諦められずに淋しいの
2
普段から 備えあればな 憂いなし とはいえいつも 備えられずに
4
父母へ捧げる花が育つまで空へ行けずに我を見つめる
23
冷房も扇風機さえ不要なる盆を過ぎれば夏も手を振る
29
雑草と思い育てた苗に今朝濃い紫のサフィニア開く
22
屋根裏に父が残した木材でテラスを作り空へ合掌
20
戸の上に頭をぶつけ星が降り配達員と笑む有難う
16
雨去りて涼しき風に頬ゆるみ待ち侘びたよと秋へ微笑む
22
暮れ時の空を隔てし稜線で白馬は乞いぬ神の抱く鍵
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