メビウスを 暮れ急ぐ空 くゆらせる 星の歌だと 思いましたか?
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とき時雨 袖のばす風 鈍色に 瞬く空の うらお月様
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死の季節 冬は饑饉に 夏暑く 秋は寂しく 春は花粉で
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得たものと失ったもの比べては 闇の向こうに何か求めて
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冷へてゆく両腕の袖丈伸ばす冷雨が晩秋を連れてくる
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この街にいきてあるのは我ながらこころゆくまで老いてこそみん
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古代米 木製器(うつわ)に 盛り付けて 秋の食卓 自然の中に
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まんまるの 月が写しし 宵(よる)の道 暖かい光(こう) 歩む足
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笑ってたあなたのことは脳内で/風に飛ばされ消えてしまった
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ご飯粒 ついてますよと 口ノハナ 声をかけられ 恥ずかしかった /呼2/2
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がきんちょの ピンポンダッシュ しばいたろ カメラに証拠 あるんやけどな /呼1/2
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水底(みなそこ)の思考放棄に活路なく 葦にならむと足(悪し)を踏み(文)出す
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側にさえいなけりゃいいとカメムシを指で弾いて遠くへ飛ばす
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半額のパック横目に手に取るは 割引なしのフル価格寿司
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いつまでも子供(ガキ)じゃないのにこの手からスマホが離せないのバブバブ
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晩秋の忙しなくなくも世の百舌鳥 風の流れに身を委ねたい
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午後五時に日が暮れやめる農作業晩酌しない風呂のち短歌
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雨上がり 金木犀の 香る中 マスク越しにも あなたに気付き
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音立てて蛙飛び込む古池の端(はた)にちらりと宗匠頭巾/本歌取り…かな?
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イタズラなお化けの訪問待ち侘びてハートの缶に詰めるキャンディ
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足早に茜さりゆき帳おち星街明かり天地きらめく
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日本一の歌声澄みて大阪の街後にする老夫婦(ふたり)の旅路/孫出場の合唱コンクール観覧しました
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鬼子ゆえアキノセイタカアワダチソウ 愛でられずとも勝ち組の花
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春日路に夢さめたれば若草の霧祓いたりまほろばの里
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フランスの声音聞ゆる奈良の駅 子の背に大きなリュックの揺れる  
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旅先の三日目なれば物言いわず横向く妻と奈良へと向かう
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忘れてた肝心なことを忘れてた君はもう恋人じゃない
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手のひらで秋の空気を掴みたり抜糸の済んだその手のひらで
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チャッピーに冷たくされて現実に救い求める人間だもの
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人生は 検査点検 追われる日 気楽になれぬ 心配の日々
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