察しろと 上司も部下も 思ってて 今日も無言で 仕事している
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話しても 伝わらないのに 話さなきゃ 伝わるわけない 頭悪いわ
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我が大将まこと武士の矛先汚されし己の不甲斐怒り果てなき
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みこし引き手は軽トラで収穫を終えた田んぼの脇縫うまつり
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祈りでは平和守れぬこの星にユートピアあるかと地球儀回す
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軽トラの 荷台に転がる泥葱を 「食うか」と笑う翁のありぬ
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美味しいと風邪引く君の声を聞き韮の若芽を春風に摘む
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海外の ロックバンドの インタビュー 字幕の担当 ファンを舐め過ぎ
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売り込みを競う軍用産業は反戦歌聴く暇もないのか
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太陽せんせいを誠の武士へと照すため背中を守り右腕となり
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春彼岸 息子の隣ちょこんと正座 ちさき手合わせ神妙なきみ
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先生と慕ひし人の死を知らず天才剣士後を追ふがごとく
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吸う息が 命の音に 絡まって 気づけば芽吹く 桜前線
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ファインダー覗く世界は 変わりゆき モノクロームからフルカラーへと
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にゃはははは 笑うと気持ちいいのらね 助けてください こんな街角
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生きてても 死んでも怖くて 触れない 海鮮丼を 頼んだキミが
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ものごころついたときから不景気でいかで世界を恨みるまじや
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コロナ前作った幸せだけもって始まる労働終身刑が
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自殺する人が増えると練炭はよく売れるのか考えてみる
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僕たちは自分の足で歩かないもはや歩けないのかもしれない
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空光り 怖いとキミに 抱きつかれ 少し遅れて オレは抱きしめ
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眠れずに明るむ空を見たときに昼と夜との境界消えて
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悲しみと哀しみの差を知らぬままただ漫然と流れる涙
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ふく風が季節を告げることさえも分からないまま生きてるような
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わらへだがひとりめなってもわ思うになぼしくじれでもわぁ 子供らが 偉くなろうとなるまいが 私は思う わが子に変わりは無いものであるわらしだおの
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おづまげでべんとこたないでいっちみんべ花っこさぐじぎそんまが来るんてお洒落してお弁当持って行きましょう花の季節はもうそろそろね
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あの人に貰った飴を、ロッカーの奥にしまっていたら、ベタベタ。
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桜見る 見知らぬ穴場 そこに在り ちょいと歩いて 花の饗宴
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麗らかな 春の優しい 木漏れ日に 憂いを覚え 部屋に篭れり
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耳遠く 目も見えぬなら 仕事辞め 畑に行って 作物育て
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