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想像
(
フィクション
)
の世界が唯一せいじょうで 現実なんて
穢
(
きたな
)
いだけの
8
気紛れで髪を丸めて早二年 既に肩甲骨まで伸びて /2025.5.23
10
願わくば生まれてなんて来なければ 性加害など受けずにすんだ
5
楽しげに鼻歌歌う夕暮れの あなたと暮らす日々の花束
14
つぎつぎと緊張たちが弛緩して大浴場に咲いてゆく《一》
5
眠れない夜があるきみの胸からノイズが消えることが怖くて
4
本棚のスキマにうめく悪魔らを封印せんと買って、積読
10
晴天を四捨五入して明後日もその明後日も灰色にする
6
ハイライト 夜間飛行の暗がりで 笑うあなたの歯がぼんやりと
4
いつからか夜が怖くはなくなって朝が来るのがつまらなくなる
30
寒いのも 暑いのも嫌 でもなぜか ちょうど良い時 翌日気付く
6
生活のそばにいて 見てニュータウン なんでも無いけど写真撮ろうよ
7
体操着汗ばむ胸と青桜爽風吹けば地面には種
7
指先に半透明の球体がいるので今日はネットを見せる
5
初鶴の去る八月の帰り路 祭りのあとの家の灯りは
8
フィルターを通して分かる
A
I
の思うあなたの皺と年齢
7
スズメの餌ねらうカラスの執拗さ夫との攻防あと幾日ぞ
20
「あの頃さ、あなたのことが好きだった」 『掟の門』を読みかえす 冬
7
揺れている若葉の枝も魂も五月の風が吹き抜けてゆく
34
名前のわからないペンギンの前髪みたいな寝ぐせをパシャリ
6
お呼び出し身に覚えのない怒られか ドキドキするから今週やってよ
7
岐路に立ち 悩む背中の 後押しは 無垢な子供の 夢の温もり
13
犬を飼う 子供の願い それだけで 住む場所に今 思い巡らす
13
瞳孔を開きて網膜覗き見る心の奥を見透かすように
12
昔から出てはひっこみ出ては消え 未だ流行らぬ3D映画
11
青葉寒夕日も見えぬ曇り空知らぬ窓から香り立つバブ
11
薄曇りの夕焼け淡く柔らかく心のひびにじわり沁み入る
23
あらためて「仰臥漫録」読み返す 食欲こそが生の体幹
10
世の中に魅力的だが流行らぬは 宇宙食付き月面旅行
13
世の中に便利なようで流行らぬは 自動運転空飛ぶ車
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